ケニー・オルテガ : ウィキペディア(Wikipedia)

ケニー・オルテガ(, 1950年4月18日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、振付師、プロデューサー、ディレクター。カリフォルニア州パロ・アルト生まれ。映画及びコンサート、マイケル・ジャクソン THIS IS ITを手掛けた。祖父母はスペイン人である。

経歴

1981年公開の映画『ザナドゥ』で振付を担当して有名になる。また1987年のテレビ映画『ダーティー・ダンシング』の振付も担当している。その後、マドンナの『マテリアル・ガール』などのミュージックビデオや、第30回スーパーボウル、第72回アカデミー賞、アトランタオリンピック、ソルトレイクシティオリンピックなどの世界的なイベントの振付も担当した。

1993年には、ベット・ミドラー主演のファンタジー映画『ホーカス ポーカス』を監督した。

1995年には邦楽アーティストDREAMS COME TRUEが行った『DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995』に演出家、振付家として参加。

2006年、ミュージカル映画の『ハイスクール・ミュージカル』を監督し、この時の第58回プライムタイム・エミー賞で演出賞(監督賞)を受賞。その後、2009年の『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』も引き続き監督した。

2015年には『ハイスクール・ミュージカル』と同じくディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーである『ディセンダント』の監督兼エグゼクティブプロデューサーを務めた。『ディセンダント』は続編も決定している。

マイケル・ジャクソンとの関係

マイケル・ジャクソンとは、1992年の『Dangerous World Tour』、1996年の『HIStory World Tour』でディレクターとして一緒に仕事を行なう。『Dangerous World Tour』でのライヴを収録した『Live In Bucharest』のクレジットには彼の名前が登場している。2009年4月から、ジャクソンのコンサート『THIS IS IT』のプロデューサーとなりリハーサルを始める。しかし、6月25日ジャクソンが亡くなり全コンサートが中止となった。その後、このときのリハーサル映像によるドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の監督となる。

2009年10月、映画『フットルース』のリメイク版『フットルース 夢に向かって』を監督予定だったが降板したFootloose Remake Loses Its Director News in Film。

参照

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/02 14:02 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「ケニー・オルテガ」の人物情報へ