マット・クック : ウィキペディア(Wikipedia)

マシュー・デビッド・クックMatthew David Koch, [[:en:Help:IPA/English|英語発音]]: ; 1990年11月2日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。MLBのコロラド・ロッキーズ所属。

経歴

プロ入り前

のMLBドラフト37巡目(全体1128位)でボストン・レッドソックスから指名されたが、この時は契約せずにルイビル大学へ進学した。

プロ入りとメッツ傘下時代

のMLBドラフト3巡目(全体107位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級ブルックリン・サイクロンズでプロデビュー。13試合(先発2試合)に登板して0勝2敗、防御率5.01、19奪三振を記録した。

はA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、18試合(先発15試合)に登板して6勝4敗、防御率4.70、68奪三振を記録した。

はA+級セントルーシー・メッツでプレーし、22試合に先発登板して10勝4敗、防御率4.64、63奪三振を記録した。

はAA級ビンガムトン・メッツでプレーした。

ダイヤモンドバックス時代

2015年8月30日にアディソン・リードとのトレードで、ミラー・ディアスと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。移籍後は傘下のAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、移籍前を含めた2球団合計で36試合(先発9試合)に登板して5勝8敗、防御率3.20、61奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。

、マイナーではAA級モービルとAAA級リノ・エーシズでプレーし、2球団合計で21試合に先発登板して6勝6敗、防御率4.08、74奪三振を記録した。9月6日にメジャー初昇格を果たし、9日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー 。この年メジャーでは7試合(先発2試合)に登板して1勝1敗1セーブ、防御率2.00、10奪三振を記録した。

、メジャーでは1試合のみの登板であり、1アウトも取れなかった(防御率∞)。マイナーではA-級とAAA級リノでプレーし、2球団合計で10試合に先発登板して2勝2敗、防御率8.40、25奪三振を記録した。

はメジャーで一時先発ローテーション入りし、19試合(先発14試合)に登板して5勝5敗、防御率4.15、50奪三振を記録した。

は開幕メジャー入りするも、9試合で防御率9.15と滅多打ちに遭った。4月28日にDFAとなり、5月3日にマイナー契約でAAA級リノへ配属された。オフの11月7日にFAとなった。

ヤクルト時代

2019年12月13日に東京ヤクルトスワローズと契約に合意し入団した。

は、3月に上半身のコンディション不良を発症して開幕は二軍スタートとなった。二軍公式戦(イースタン・リーグ)7試合に登板し、3勝2敗、防御率2.77と結果を残して、8月に1軍昇格。8月22日の阪神タイガース戦でNPB初登板初先発したが、4回6失点で降板した。最終的にイースタン・リーグでは5勝を挙げ最多勝を獲得したものの、一軍では1勝も挙げることができず、11月16日に今シーズン限りでの退団が発表された。

インディアンス傘下時代

4月23日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ。傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズでは34試合に登板して4勝2敗、防御率5.83の成績を残したが、オフの11月7日にFAとなった。

マリナーズ時代

3月10日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。シーズンでは開幕を傘下のAAA級タコマ・レイニアーズで迎え、4月13日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。4月29日にDFAとなり、5月5日にマイナー契約でAAA級タコマへ配属された。オフにFAとなった。

ロッキーズ時代

2022年11月29日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ。6月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。

投球スタイル

ARI720001110.5006918.0914021000442.000.72
100000000----30.02010000033--------
19140005500.50036086.288192216503043404.151.27
900000000----9620.229840591021219.151.60
ヤクルト720000300.0008216.029230160019147.882.00
MLB:4年36160006610.500528125.11282831113694071684.881.27
NPB:1年720000300.0008216.029230160019147.882.00
  • 2021年度シーズン終了時
  • 「-」は記録なし

年度別守備成績

年度球団投手
試合刺殺補殺失策併殺守備率
2020ヤクルト722001.000
NPB722001.000
  • 2021年度シーズン終了時

記録

投手記録
  • 初登板・初先発登板:2020年8月22日、対阪神タイガース11回戦(明治神宮野球場)、4回6失点で敗戦投手
  • 初奪三振:同上、4回表に梅野隆太郎から空振り三振
打撃記録
  • 初打席:初登板参照、3回裏に西勇輝から二ゴロ

登場曲

  • 「Good Life ft. T-Pain」Kanye West(2020年 - )

背番号

  • 55(2016年 - 2019年)
  • 33(2020年)
  • 41(2022年)
  • 54(2023年 - )

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 K
  • 北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧
  • 東京ヤクルトスワローズの選手一覧

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/10/31 02:37 UTC (変更履歴
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