西屋太志 : ウィキペディア(Wikipedia)

西屋 太志(にしや ふとし、1981年または1982年 - 2019年7月18日)は、日本の男性アニメーター、キャラクターデザイナー。京都アニメーション所属。妻子あり京都新聞2019年8月3日朝刊17版27面毎日新聞2019年8月18日朝刊13版29面。

来歴

広島県立御調高等学校を経て大阪府の専門学校で学んだ後東京新聞2019年8月3日朝刊11版S29面、2001年に京都アニメーションに入社。2003年『犬夜叉』にて初原画。その後、2006年『涼宮ハルヒの憂鬱』の第10話「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」で初作画監督を務める。

2011年『日常』にてテレビシリーズでは自身初となるキャラクターデザインを担当。翌2012年には米澤穂信の推理小説を原作とする『氷菓』にて、キャラクター原案・デザインを手がけた。

2019年7月18日に京都アニメーション放火殺人事件が発生して間もない頃から安否不明であることが報道されていたが、7月27日に中国新聞によって訃報が伝えられ中国新聞2019年7月27日朝刊33面、8月2日に京都府警察によって正式に死亡が公表された。遺体は屋上階段で発見された。満37歳没。

作品リスト

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

ライトノベル

  • ハイ☆スピード!(イラスト、原作:おおじこうじ、KAエスマ文庫) - 『Free!』の原案にあたる。

その他

  • 京都アニメーションCM「水泳編」

逸話

  • 広島東洋カープの熱烈なファンで、京都アニメーションのスタッフブログでもたびたび言及していた。
  • 穏やかな性格で、先輩・後輩を問わず慕われていた。他の社員はよく褒める一方で、「俺はまだまだや」と言うのが口癖だった。
  • 「涼宮ハルヒの憂鬱」の第26話「ライブアライブ」において、涼宮ハルヒが唄っている場面の原画を全て担当し、山本寛は「彼は本当に上手かった」と称賛している。
  • 「聲の形」の製作において、監督の山田尚子と共に手話サークルに通って手話を学んだ。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/05 02:32 UTC (変更履歴
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