岡田豊 : ウィキペディア（Wikipedia）

岡田 豊（おかだ ゆたか、旧名：哲男〈てつお〉、1932年9月12日 - ）は、元プロ野球選手・プロ野球審判員。兵庫県出身プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、117ページ。

来歴・人物

県立尼崎工業から近畿大学に進む。近畿学生野球リーグでは在学中7回優勝。1955年春秋季リーグ連続で首位打者となる。

1956年に阪急ブレーブスに捕手として入団。1年目から一軍に上がり、1960年には山下健と併用されて32試合に先発マスクを被る。しかし1961年には岡村浩二が新入団、出場機会が減少し同年限りで引退。

その後パ・リーグ審判部に入局し、パ・リーグ初の3000試合出場を達成し、1993年までつとめた。審判員袖番号は3（1977年初採用から1993年引退まで、3は2003年以降橋本信治がつけている。）。通算試合出場数は3243試合、日本シリーズ8回、オールスター4回出場しており、1970年代～1980年代を代表する名審判であった。

同じ頃にセ・リーグで活躍した同姓の岡田功元審判員とは高校の1年後輩であり、しかもほぼ同時期に改名していたことがあった。

1983年西宮スタジアムでの阪急対日本ハム戦でマスクを忘れたまま「プレイ」をコールした事があり、同年から放送を開始したプロ野球珍プレー・好プレー大賞で取り上げられ、岡田もゲスト出演をした。その際、同年の日本シリーズ第7戦で球審を務めたことも紹介され、VTRに合わせて「プレイ」をコールした。

詳細情報

年度別打撃成績

	阪急	6	10	9	0	2	0	0	0	2	0	0	0	0	0	1	0	0	1	0	.222	.300	.222	.522
		10	13	12	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	4	0	.000	.000	.000	.000
		21	47	41	3	5	0	1	0	7	2	1	3	2	0	4	0	0	9	2	.122	.200	.171	.371
		49	99	90	6	25	5	0	0	30	7	0	0	1	0	6	0	1	5	2	.278	.330	.333	.663
		26	33	26	1	4	1	0	0	5	1	0	0	3	0	4	0	0	5	1	.154	.267	.192	.459
通算：5年		112	202	178	10	36	6	1	0	44	10	1	3	7	0	15	0	1	24	5	.202	.268	.247	.515

背番号

• 4 （1956年 - 1961年）

関連項目

• 兵庫県出身の人物一覧
• 近畿大学の人物一覧
• オリックス・バファローズの選手一覧
• プロ野球審判員一覧

外部リンク