杉田協士 : ウィキペディア(Wikipedia)

杉田 協士(すぎた きょうし、1977年 - )は、日本の映画監督。

経歴

1977年、東京都に生まれる。

2011年、初長編監督作品『ひとつの歌』が第24回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門に出品され、2012年に劇場デビュー。

第2作『ひかりの歌』が2017年の東京国際映画祭、2018年の全州国際映画祭に出品され、2019年に劇場公開。各主要紙や映画誌「キネマ旬報」において高評価を得たことなどで口コミも広まり、全国各地での劇場公開を果たす。

小説『河の恋人』『ひとつの歌』を発表(文芸誌「すばる」に掲載)、歌人の枡野浩一による第4歌集『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)に写真家として参加するなど、幅広く活動をつづける。

2021年、歌人の東直子による短歌を原作とした長編第3作『春原さんのうた』がマルセイユ国際映画祭(FID)にてグランプリ、俳優賞、観客賞の三冠を獲得。同年秋にはニューヨーク映画祭にて注目すべき世界の新進監督として上映される。

監督作品

長編映画

短編映画

  • 月のある場所(2002年)
  • 時は廻りて(2002年)
  • ふたりのカナリア(2005年)
  • 河の恋人(2006年)
  • 5つの出会い(2009年)
  • カモメ(2009年)
  • くじけないで手紙を書いた(2011年)
  • 洪水(2012年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/23 06:02 UTC (変更履歴
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