漆原啓子 : ウィキペディア(Wikipedia)

漆原 啓子うるしはら けいこ、1963年4月16日 - )は、東京都生まれのヴァイオリニスト。ヴァイオリニストの漆原朝子は実妹。

経歴

6歳からヴァイオリンを始めた。1978年、中学校3年生の時、第47回日本音楽コンクールで第3位、海外派遣コンクールで松下賞を受賞した。1979年、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校に入学。1981年、第8回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで最年少18歳で日本人初の第1位を獲得した

1982年、東京藝術大学に入学し、本格的な演奏活動を始めた。1985年、ハレー・ストリング・クァルテットを結成し、1986年、民音コンクール室内楽第1部門で斎藤秀雄賞を受賞した。

レコーディング

  • ケイコ・ブリランテ(1986年5月、フォンテック、ピアノ:林裕子
  • ベートーヴェン:スプリングソナタ(1989年5月、フォンテック、ピアノ:迫昭嘉)
  • マイ・フェイヴァリット・メロディー(1990年11月、フォンテック、ピアノ:岩崎淑)
  • ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(1993年1月、フォンテック、ピアノ:ヤン・パネンカ)
  • ポロネーズ・ブリランテ(1993年9月、フォンテック、ピアノ:デヴィッド・コレヴァー)
  • モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集(2000年12月、フォンテック、ピアノ:清水和音)
  • マイ・フェイバリット・メロディー2(2003年11月、フォンテック、ピアノ:林絵里)
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番・第2番・セレナーデ(2011年10月21日、日本アコースティックレコーズ、ピアノ:練木繁夫)
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番・第4番・第5番(2009年9月21日、日本アコースティックレコーズ、ピアノ:練木繁夫)
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6番・第7番・第8番(2010年9月21日、日本アコースティックレコーズ、ピアノ:練木繁夫)
  • ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番・第10番(2011年10月21日、日本アコースティックレコーズ、ピアノ:練木繁夫)
  • J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)(2011年5月7日、日本アコースティックレコーズ)
  • チャイコフスキー&アレンスキー:ピアノ三重奏曲(2012年10月21日、日本アコースティックレコーズ、チェロ:向山佳絵子、ピアノ:練木繁夫)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/11/09 14:10 UTC (変更履歴
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