「ジョン・カーター」特集:全映画ファン大注目の超大作が2012年にやってくる!世紀のディズニー・スペクタクル巨編、誕生!

ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品全映画ファン大注目の超大作が2012年にやってくる!
 「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカスや「アバター」のジェームズ・キャメロンなど、多くのクリエーターに大きな影響を与えた伝説的SF小説「火星のプリンセス」を原作に、ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念する超大作として製作中の「ジョン・カーター」。主人公ジョン・カーターを、ファンの誰もが思い描くイメージそのままに演じたのが、テイラー・キッチュだ。81年生まれ、カナダ出身の30歳。超大作主演は本作が初となるだけに、まさに"大抜擢"というほかない。

 前日の会見では、「多くのファンを持つ原作だけに、"皆さんの夢を背負う"という気持ちで臨んだ。とてもプレッシャーを感じた」と語っていたが、キッチュはそれをどうはねのけていたのだろうか。

 「一番大きなプレッシャーというものは、結局、自分が自分に課してしまうものなんです。それは、どの作品でどんな役を演じる場合でも同じ。ただ、そういう経験をすることで、自分自身が大きく成長することができるんですね。だからこそ、とにかく"準備"が必要。役に必要な準備をして、あとは努力。(映画撮影はチームワークだから)規律を保って進むことも大切です」

 南北戦争で愛する妻と娘を亡くし、心に傷を抱えたカーターを理解するため、役作りで「南北戦争に出征する兵士が家族に宛てた手紙を読んだ」という。そして、「みんながイメージする"ジョン・カーター"の外見を完璧に作り上げなければいけなかった」として、ウェイト・トレーニングはもちろん、剣術の鍛錬、そして13カ月間におよぶ食事制限を積み重ねた。

 最も苦労したのは「ワイヤー・アクション」と笑う。カーターが迷い込んだ未知なる惑星バルスームは、地球よりも重力が低いという設定。超人的な跳躍力を得たカーターは、宙を舞い、空を駆け抜ける活躍を繰り広げるが、撮影現場では、常にワイヤーに吊られている毎日だったようだ。

 「ワイヤー・アクションは、肉体的なアクションではなくて、とても技術的なものだということがわかりました。いざ僕がジャンプするとなると、ワイヤーを引っ張る係、150フィート(約46メートル)のクレーンを操作する係、ポールを担当する係……8人の人間が関わるんです。まさにチームワークですよね。格闘や剣術シーンなら、上手くできなくても自分の問題だから理解できるけど、ワイヤーの場合は、まず仕組みをちゃんと理解していないと、何が悪かったのかさえ分からないんです」

 そんなキッチュ=カーターが、足首を鎖に繋がれたまま、巨大なモンスター"大白猿"をダイナミックに飛び越える姿が特報映像でも見てとれる。キッチュはこのシーンの意味にも触れた。

 「この大白猿と対決するクライマックスは、"ジョン・カーターがいったい何者になるのか?"が伝わる重要なシーン。心に傷を負った彼が、惑星を救う真のヒーローになる……カーターの変遷、心の旅を皆さんも一緒に感じられる見どころだと思います」

 キッチュ自身も「観るのが楽しみ」と語る「ジョン・カーター」の完成を心待ちにしたい。

©2011 Disney. JOHN CARTER™ ERB, Inc.