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【第49回日本アカデミー賞】「爆弾」佐藤二朗が最優秀助演男優賞を初受賞「今夜はとてもいい夜」と喜び噛みしめる

2026年3月13日 21:32

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画像1©日本アカデミー賞協会

第49回日本アカデミー賞の授賞式が3月13日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、「爆弾」の佐藤二朗が最優秀助演男優賞を初受賞した。佐藤は昨年(第48回)、「あんのこと」で優秀助演男優賞を受賞している。

「このミステリーがすごい!2023年版」で1位を獲得した呉勝浩の同名ベストセラー小説を実写映画化。東京のどこかに“爆発予定の爆弾”が仕掛けられたという前代未聞の事態のなか、取調室での攻防と都内各地での爆弾捜索の行方を同時進行で描き出す。

佐藤は謎の中年男、スズキタゴサクを演じた。取調室で名前以外のすべての記憶は失っていると主張し、「霊感で刑事の役に立つことができる」と申し出ると、爆破予告とクイズを繰り出しながら、刑事たちを翻弄していく。無垢な笑顔を見せた次の瞬間には、冷酷な台詞を吐き、底知れぬ不気味さで周囲と観客をも支配。その狂気じみたキャラクターを怪演した。

プレゼンターを務めた俳優の大沢たかお(「キングダム 大将軍の帰還」)から名前が呼ばれ、登壇すると「泣くな~、これ。こんな泣くか。いや~。泣くね、これ。これは泣くな」と感無量の面持ちを浮かべ、「爆弾」チームへの感謝を伝えた。

そして「ちょっと個人的なことを言うと、正直ここ最近、日本映画をあんまり見ていなくて」と切り出し、「理由はとても恥ずかしいものです。僕が嫉妬を感じるからです。僕が悔しいと思うから」と説明していた。

続けて「昨年、初めて日本アカデミー賞に出席して、そうしたら、綾野(剛)が、安藤サクラが、石原さとみが、満島ひかりが、山田孝之が、みんな日本映画を応援しているなと思った」「役所広司さんは去年、新人賞をおとりになった皆さんに『大丈夫、みんな、あなたたちの味方です』とおっしゃって、僕はその場にいるのが恥ずかしくなって」と心境の変化を振り返った。

さらに「それから今日まで1年、本当に毎日のようにたくさんの日本映画を見ました。偉大な昭和の先輩方の映画から、最近の日本映画、いまの日本映画をたくさん見ました。なんて戦う価値がある場所なんだと、心から思いました。素晴らしい日本映画が山ほどあった」と熱弁し、「だから、僕はいま、ここに立てて……。今夜はとてもいい夜です」と喜びを噛みしめていた。

なお、田中泯(「国宝」)、松村北斗(「ファーストキス 1ST KISS」)、横浜流星(「国宝」)、渡辺謙(「国宝」)が優秀助演男優賞を受賞した。

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