Netflix非英語オリジナルが初の過半数突破 韓国が急成長、日本は減少
2026年2月20日 13:00

Netflixが配信するオリジナルドラマのうち、非英語作品が初めて過半数を超えたことが、英国の調査会社アンペア・アナリシスの最新レポートで明らかになったと、米バラエティが報じている。なかでも韓国語コンテンツの成長が際立つ一方、日本語オリジナルは減少傾向にあり、対照的な結果となっている。
レポートによると、2025年にNetflixがリリースしたオリジナルドラマのシーズンのうち、非英語作品は52%を占め、前年の49%から上昇して初めて過半数の壁を超えた。映画では非英語作品は44%にとどまっている。
とりわけ目覚ましいのが韓国語コンテンツの伸びだ。非英語オリジナルドラマに占める韓国語の割合は、2024年の12%から2025年には20%へと急増した。「イカゲーム」シーズン3や、IUとパク・ボゴム主演の「おつかれさま」といったヒット作に加え、バラエティ番組も複数シーズンが配信された。25年には韓国語ドラマだけで39シーズンが発注されており、アンペア・アナリシスは韓国コンテンツの戦略的重要性が今後も高まると予測している。
非英語オリジナルで最大のシェアを占めるのはスペイン語(21%)で、韓国語がそれに迫る形だ。
一方、日本語オリジナルは24年の6%から25年には4%に減少し、主要言語のなかで最も大きく後退した。ただし、Netflixが外部から買い付けた作品に目を向けると、日本語は英語(43%)に次ぐ2位の20%を占めており、韓国語の14%を上回っている。買い付け日本語作品の67%がアニメで、Netflixにおける日本コンテンツの存在感はアニメの買い付けに大きく依存している構図が浮かび上がる。25年に配信された日本語のオリジナルアニメはわずか4シーズンだった。
なお、非英語作品がリリース数で過半数を超えたとはいえ、コンテンツ投資額では依然として英語作品が大半を占めているという。
アンペア・アナリシスの主席アナリスト、ラフル・パテルは「52%の壁を超えたのは重要な節目だ。グローバルおよびローカルのコンテンツ戦略は、もはや周辺的なものではなく、Netflixの成長の中心にある」と述べ、韓国ドラマ「暴君のシェフ」やドイツのドラマ「カサンドラ」のように自国市場を超えて国際的にヒットした非英語作品が、Netflixにとってより高い投資対効果をもたらしていると指摘している。
Netflixの多言語戦略が加速するなか、オリジナル制作とアニメ買い付けの両面で日本発コンテンツがどう存在感を示していくのか、注目されそうだ。
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