90年代のハンガリーで起きた“ヤバすぎる実話” がアニメーションで映画化「ペリカンブルー」4月10日公開
2026年2月10日 18:00

2025年3月に開催された「新潟国際アニメーション映画祭」のコンペティション長編部門で上映され、観客からの熱狂的な支持を集めた「KÉK PELIKÁN(原題)」が、「ペリカン・ブルー 自由への切符」の邦題で、4月10日から公開される。予告編、ポスタービジュアル、場面写真が披露された。
物語の舞台は90年代のハンガリー。“鉄のカーテン”が崩壊し、西ヨーロッパへの扉が開かれた。海外旅行が自由化され、たくさんの人々が“外の世界”に目を向けたものの、国際列車の切符は高額で、庶民にとっては手の届かない夢だった。そんな“見せかけの自由”に反撃を企てる若者たちがいた。アコシュ、ペーチャ、ラチの 3 人は、切符に使用されているペリカン社製の青いカーボンインク《ペリカン・ブルー》を家庭用洗剤で溶かし、行き先を書き換える方法を発見する。偽造した切符で海外旅行を満喫した彼らは、同じ境遇の若者たちにも“自由へのチケット”を配ることを決意。この“ブッ飛んだ計画”は順風満帆に見えたが、やがて警察の捜査が始まり、国家を揺るがす大騒動へと発展していく――。
© UMBRELLA ENTERTAINMENT Kft. / all rights reserved.監督は、独特なアニメーション表現に定評のあるラースロー・チャーキ。本作の制作にあたり、10 年にわたる綿密なリサーチを敢行。記録映像やインタビュー音声といったドキュメンタリーの素材と手描きアニメーションを融合させたストーリーテリングにより、激動の時代に起きた“ヤバすぎる実話”を見事なエンターテイメント作品として昇華させた。
© UMBRELLA ENTERTAINMENT Kft. / all rights reserved.予告編では、「海外旅行を夢見る3人の若者たち。彼らが挑むブッ飛んだ計画」という物々しいナレーションとともに、アコシュ、ペーチャ、ラチの緊迫感あふれる表情を映し出し、「国際列車のチケットを偽造せよ!」という“インポッシブルなミッション”を提示する。90年代のハンガリーの社会情勢や、国際列車のチケットを偽造する手口を、記録映像を織り交ぜたテンポの良いアニメーションでみせる前半の高揚感あふれる展開から一転、後半は若者たちの活動が国家を揺るがす大騒動へと発展していくさまをスリリングに描いている。
「ペリカン・ブルー 自由への切符」は、4月10日から、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
(C)UMBRELLA ENTERTAINMENT Kft. / all rights reserved.
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