坂本龍一の最後の3年半の軌跡を辿ったドキュメンタリーが「国際エミー賞」受賞
2025年11月26日 09:23

世界的音楽家・坂本龍一の最後の3年半の軌跡を辿ったドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」。本作のベースとなったNHKスペシャル「Last Days 坂本龍一 最期の日々」が、世界の優れたテレビ番組を表彰する国際エミー賞アート番組部門で、最優秀賞の「国際エミー賞」を受賞した。
「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は、3年半にわたる闘病生活とその中で行われた創作活動。目にしたもの、耳にした音を多様な形式で記録し続けた本人の「日記」を軸に、遺族の全面協力のもと提供された貴重なプライベート映像やポートレートをひとつに束ね、その軌跡を辿ったドキュメンタリー映画。日記の朗読を務めるのは、生前親交のあったダンサーで俳優としても活躍する田中泯。本作は、24年にNHKで放送され大きな反響を呼んだ「Last Days 坂本龍一 最期の日々」をベースに、未完成の音楽や映像など映画オリジナルとなる新たな要素を加えて制作された。
国際エミー賞授賞式は日本時間11月25日(現地時間24日)に米ニューヨークで行われ、日本の作品としては今回、唯一の受賞となった。審査員からは、「坂本龍一という音楽家の豊かな人生と創造性を映像で余すところなく表現した」として高い評価を得た。2024年に放送された同番組は、2024年ローズ・ドール賞(アート部門)を受賞。また、先月行われた25年イタリア賞ですべての出品作品の中からもっとも文化・芸術面で優れた作品に贈られる「イタリア共和国大統領特別賞」とテレビ・パフォーミングアート部門の部門最優秀賞「イタリア賞」を受賞している。
映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は11月28日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
(C)“Ryuichi Sakamoto: Diaries” Film Partners
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