「フランケンシュタイン」ジェイコブ・エルロディ、10時間の特殊メイクは「大きな安らぎ」
2025年10月8日 22:00

ギレルモ・デル・トロ監督のNetflix映画「フランケンシュタイン」に出演したジェイコブ・エルロディが、“クリーチャー”になるまでの過酷なプロセスを振り返った。
米ロサンゼルスのアカデミー映画博物館で行われたプレミアのレッドカーペットに登場したエルロディは、特殊メイクと義肢装具の装着の過程を「10時間かけて自分を手放し、まったく別の存在になるというのは、むしろ大きな安らぎだった」と米Deadlineに対して語った。
特殊メイクを担当したのは、ギレルモ・デル・トロ作品の常連マイク・ヒル。ヒルはこれまで「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)、「スケアリーストーリーズ 怖い本」(2019)、「ナイトメア・アリー」(2021)などを手がけてきたが、今回は従来のフランケンシュタインの怪物像をなぞるのではなく、まったく新しい解釈を目指したという。
「新しいフランケンシュタインのクリーチャーのデザインを考えること自体、最初はとても難しく、そして怖かった。でも私たちは映画ではなく、原作小説に描かれた文学的なクリーチャーを見ていた。そしてそこに、ギレルモなりの文学的解釈を重ねた」とヒルは説明する。
ハリウッドでAI技術が急速に発展するなか、ヒルは「クリーチャーは常に現実に根ざしていなければならない」と強調。「すでに死者をつなぎ合わせてよみがえった存在という設定がある。体の縫い目や組み合わされた部分だけで十分に語れる。だから華美な演出や過度なCGは必要ない。現実感を保つことが大事だった」と解説した。
さらに、「だからこそ、彼の髪を黒ではなく茶色にした。彼が異質な存在ではなく、私たちの一部に見えるように、もっと土の匂いがするような、より“地上の存在”として感じられるようにしたかった」とデザイン面での意図も明かした。
Netflix映画「フランケンシュタイン」は、一部劇場にて10月24日より公開。11月7日より世界独占配信スタート。
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