トム・ホランド負傷で「スパイダーマン」新作撮影が一時中断
2025年9月24日 19:00

トム・ホランド主演の「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」の撮影が、主演俳優の負傷により一時中断されることが分かった。ホランドがロンドンのセットで軽度の脳震とうを負ったため、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオは1週間の撮影休止を決定した。撮影は9月29日に再開される予定だという。
事故はロンドンのパインウッド・スタジオのセットで発生した。ホランドはスタント撮影中に軽度の脳震とうを負い、病院で検査を受けたが入院の必要はなかった。他のキャストやクルーに怪我はなく、ホランドのみの負傷だった。
関係者によると、1週間の撮影中断は2026年7月24日の全米公開予定に影響を与えないという。ホランドなしでは撮影を進められないため、彼の回復を待っての再開となる。
同作の撮影は8月にスコットランドのグラスゴーで開始されていた。その際ホランドは「今回は何か違う感じがする。今回は本当に昔ながらの映画作りに立ち返って、実際のロケーションで撮影するんだ」と語っていた。
前作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」が新型コロナウイルスの影響で完全にスタジオ撮影だったのに対し、今回はシリーズ史上初めて実際の街並みを使用した本格的なロケーション撮影に挑戦している。9月に入ってからは撮影の拠点をロンドンのパインウッド・スタジオに移していた。
本作は「シャン・チー テン・リングスの伝説」で高い評価を得たデスティン・ダニエル・クレットンが監督を務める。プロデューサーにはエイミー・パスカルとマーベル・スタジオ代表のケビン・ファイギが続投する。
キャストはホランドに加え、ゼンデイヤがMJ役で復帰するほか、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のセイディー・シンク、「ザ・ベア」のリザ・コロン=ザヤスが新たに参加。マーク・ラファロもハルク役での復帰が予定されている。
スパイダーマン・シリーズはソニーとディズニーのマーベル・シネマティック・ユニバースとの共同製作で、これまでの3作品で世界興収39.3億ドルを記録している。前作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」は世界興収20.5億ドルを達成し、ソニー史上最高興収を記録した大ヒット作品となっている。
「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」は2026年7月24日全米公開、日本公開は2026年夏を予定している。
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