真利子哲也監督「ディア・ストレンジャー」 特別映像&池松壮亮、濱口竜介らの応援コメント公開
2025年9月11日 12:00

西島秀俊が主演し、グイ・ルンメイと夫婦役で初共演した「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」の特別映像が披露された。
日本、台湾、アメリカの合作となる本作は、「宮本から君へ」「ディストラクション・ベイビーズ」で知られる真利子哲也監督がメガホンをとったヒューマンサスペンス。ニューヨークで暮らすアジア人夫婦、賢治(西島)とジェーン(ルンメイ)に突如として起こった“息子の誘拐”という悲劇をきっかけに、崩壊していく夫婦の姿が映し出される。
特別映像は、真利子監督の過去作の映像や、「宮本から君へ」で主演を務めた池松壮亮のコメントを使用しながら、賢治の感情が爆発するカットなど、印象的な本編映像が収められている。
あわせて、各界から寄せられた本作への応援コメントが披露された。映画は9月12日公開。応援コメントは以下の通り。
ある家族が異国の地で生きていくため、深い闇の底に幻想や神話を求めてゆっくりと降りていく。そこには簡単な答えも問いもなく、内なる矛盾やトラウマから、ただ自分や他者との絆をつくり直すことを強いられる。
映画は死のイメージを捉え続け、哲学と瞑想を繰り返し、その先にしかない真実に触れる。
スタイリッシュで洗練された映像世界に誘われ、痺れるような映画体験をし、暫く言葉が出なかった。映画に対する美意識と深い執念をもつ映画監督、真利子哲也がついに還ってきた。
この映画は、他人との距離をそっと近づけてくれる。
サスペンス映画然とした出で立ちに騙されてはならない。暴力の気配が後景に退いたときにこそ、真に映画が始まる。出口のない日常を生きねばならない夫婦が迷い込むのは、成瀬巳喜男的な宇宙だ。NYの夜路で、森雅之や木村功を想わせる西島秀俊に詰め寄るグイ・ルンメイ。この美しさはただごとではない。真利子哲也の突然の成熟に、ただただ戸惑うばかりだ。
ニューヨークで、移民として、母語が違う者同士寄り添って暮らす。私自身もその足元が揺らぐような不安を知っている一人として、彼らに共感しながらも、何度も彼らを引きとめたくなった。地震の後の廃墟に立って、次のもっと大きな地震の予感に怯えているような彼らを、今度の揺れもきっと何とかなると言って引き留めたい。ニューヨークには彼らのような人がたくさんいて、彼らを引き留める人もまだたくさんいるだろう。
Applauseは常に、大スクリーンにふさわしいクオリティと共鳴を持つ映画の発掘に力を注いできました。このたび国際共同製作作品『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』の台湾配給を担当できることを大変光栄に思います。本作を台湾の観客に届け、深い感動と考察を呼び起こす作品を共有できることを楽しみにしています。
本作は真利子哲也監督にとって初の英語作品であり、彼はニューヨークを唯一無二の視点で切り取っています。そして、この風変わりな移民夫婦の姿は、トランプ時代のアメリカにおいてより一層強く響きます。『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』は感動的で緊張感に満ちた物語であり、主演の二人は監督の見事な演出によって輝いています。
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』の最大な魅力は、異文化間の結婚や移民生活における多層的なアイデンティティと感情の複雑さを見事に描いている点です。これはアジア人、アジア系アメリカ人の物語であると同時に、幅広い層が共感を感じる魅力を持っています。
(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
西島秀俊×グイ・ルンメイ、夫婦役で初共演!真利子哲也監督最新作「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」9月公開
2025年4月23日 07:00
【映画.com配信アクセスランキング】第1位は「8番出口」、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」「スワロウテイル」などがランクイン 今すぐ観られるベスト10を発表
2026年9月8日 10:00
映画.com注目特集をチェック
八つ墓村
【シルバーウィークは八つ墓村へ行こう】ゾクッが止まらぬコワキモチイイ悶絶ホラー…令和版も最高の悪夢
提供:松竹
ワンオペレーション
【“この映画がすごい2026”勝手に贈呈】地獄すぎて滅!! 笑って絶望してなぜか救われるA24の異常衝撃作
提供:東京テアトル、シンカ
マチアプ出禁アベンジャーズ全員集合!!
【ヤバいやつらだらけ!?】垢BANストーカー、炎上系配信者…そしてなんと、カップル成立=死…
提供:KADOKAWA
もしも1億円をみつけたら、どうします?
【この人はネコババしました】からのとんでもない事件に…え げ つ な く 面 白 い【衝撃の結末】
提供:東映
ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記
【あなたの“人生に残る”1本になる】川口春奈、魂の熱演。今この瞬間が愛おしくて、涙が止まらない実話
提供:東映
クジラに落ちた男
【公開予定&上映中の面白いおすすめ映画を探す人へ】“絶対助からない映画”暫定1位。クレイジーな超大作
提供:ディズニー
オデュッセイア
【3000年に1本の神作】1本に30本ぶんの映画が凝縮。ノーランやっぱり天才(変態)だった…レビュー
提供:ビターズ・エンド
ルックバック
【忖度なしレビュー】“もうひとつの完ぺきな「ルックバック」”。心から、多くの人に観てほしい
提供:K2 Pictures
絶対に絶対に絶対に絶対にマネしないで
人を●しました。捕まらない方法をAIに聞き実行→大惨事【ラスト“5秒”、とんでもないことが…】
提供:ギャガ
白鳥とコウモリ
【東野圭吾“新・最高傑作”を映画化】容疑者の息子×被害者の娘…禁断バディで“解決した事件”が動く
提供:松竹