【第1話を見て“継続視聴”を決めた秋ドラマランキング】「海に眠るダイヤモンド」「あのクズを殴ってやりたいんだ」を抑えてトップを独走した作品は?
2024年11月8日 13:00
11月に入り、秋ドラマも出そろいましたが、今期の最推し作品は決まりましたか? 映画.comでは10月4~31日の期間、10月に放送開始されたドラマを対象に「第1話を見て継続視聴を決めた作品」を聞くアンケートを行いました。本記事では、参加者3640人の結果をまとめたTOP15をランキング形式でご紹介します。参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました!
アンケートでは継続視聴を決めた作品(※)を全て選択していただき、「そのなかで、最も期待している1作品とその理由」も回答していただきました。ドラマ好きが前評判ではなく実際に視聴してハマったのはどのドラマなのか? 皆さまから寄せられた熱いコメントの数々とともにご紹介します!
第2位「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS)723票
第3位「わたしの宝物」(フジテレビ)492票
第4位「放課後カルテ」(日本テレビ)474票
第5位「モンスター」(カンテレ)439票
第6位「ライオンの隠れ家」(TBS)435票
第7位「海に眠るダイヤモンド」(TBS)336票
第8位「嘘解きレトリック」(フジテレビ)270票
第9位「Qrosの女 スクープという名の狂気」(テレビ東京)261票
第10位「全領域異常解決室」(フジテレビ)220票
第11位「無能の鷹」(テレビ朝日)203票
第12位「民王R」(テレビ朝日)188票
第13位「オクラ 迷宮入り事件捜査」(フジテレビ)161票
第14位「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日)145票
第15位「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」(日本テレビ)117票
1400票以上を獲得し、2位に約倍の差をつけてトップに躍り出たのは、窪田正孝さん主演のNHKドラマ「宙わたる教室」。実話に着想を得た同名小説をドラマ化したもので、様々な事情を抱える定時制高校の生徒たちが、科学を通じて人生を切り拓いていく様を描いています。原作の世界観を大切にした丁寧なシナリオと演出が人気を呼び、特に担任として生徒たちを導く理科教師・藤竹先生役の窪田さんと、読み書きが苦手な不良生徒・柳田岳人役の小林虎之介さんの自然な演技を称賛する声が多数寄せられました。
723票で2位となったのは、奈緒さんと玉森裕太さんが共演した「あのクズを殴ってやりたいんだ」。結婚目前で彼氏に逃げられ、どん底に陥ったヒロイン・ほこ美がプロボクサーを目指すラブコメディで、第1話のラストでは玉森さん演じる海里の衝撃的なクズっぷりが明らかに。既に物語は中盤まで進み、海里がなぜ“クズ男”になったのかが第5話(11月5日放送)で判明。ほこ美と海里の関係性がこれからどう変わっていくのか、今後の展開に注目です。
3位は「わたしの宝物」。「西園寺さんは家事をしない」に続き2クール連続で連ドラ主演を飾った松本若菜さんが、夫以外の男性との子供を夫との子と偽って産んで育てる“托卵”を選択する悪女を演じることで、放送前から注目を集めた本作。扱っている題材から、「どう物語が着地するのか見届けたい」と継続視聴を決める人が続出しました。
4位は、松下洸平さんが態度も口も悪いが、観察眼に優れた学校医を好演している「放課後カルテ」。子どもたちが抱える病気に加えて、第2話ではAEDを使った救命も丁寧に描かれ、「家族みんなで観られて、病気のことなど色々勉強になる」などのコメントが寄せられました。
5位は、趣里さんとジェシーさんが弁護士役を演じている一話完結型のリーガルドラマ「モンスター」。僅差で6位となったのは、柳楽優弥さんと坂東龍汰さんが兄弟役で初共演した「ライオンの隠れ家」。ヒットメーカーの野木亜紀子さん(脚本)、塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーが再タッグを組んだ話題作「海に眠るダイヤモンド」は、初回放送が10月20日と遅めだったこともあり、思いのほか票数が伸びず7位となりました。
8位は、鈴鹿央士さんと松本穂香さんの共演で人気漫画を実写化した月9ドラマ「嘘解きレトリック」。9位には桐谷健太さんが週刊誌記者を演じる「Qrosの女 スクープという名の狂気」、10位には藤原竜也さん主演のミステリードラマ「全領域異常解決室」がランクインしました。
ここからは、秋ドラマの中で「最も期待している作品」(※単一回答)に選ばれたTOP10を、回答者の皆さんから寄せられたコメント(※一部抜粋)とともにご紹介します。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
【推しの子】 The Final Act NEW
【知ってるけど、ハマってない人へ】今が新規参入の絶好機!この作品で物語の最後まで一気に観よ!
提供:東映
モアナと伝説の海2 NEW
【全世界が注目、極大ヒットの予感!?】あの「インサイド・ヘッド2」超えの可能性も…魅力とは!?
提供:ディズニー
テリファー 聖夜の悪夢 NEW
【嘔吐、失神者続出の超過激ホラー】どれくらいヤバいかチェックしてみたら、感想真っ二つだった話
提供:プルーク、エクストリームフィルム
ナメてた公務員が“10億円詐欺”を仕掛けてきた
【何しても怒らなかったのに、突然のブチギレ】激推ししたい“華麗どんでん返し”映画
提供:ナカチカピクチャーズ
犯罪が起きない町で、殺人事件が起きた――
【映画ファン必見の衝撃サスペンス】予想のナナメ上をいくまさかの結末…町に隠された秘密が暴かれる
提供:hulu
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。