アフガニスタンで長期取材を続けた写真家のドキュメント「鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)」特報&場面写真
2023年8月20日 16:00

半世紀にわたって世界の人々を撮り続けてきた写真家・長倉洋海の軌跡を、長倉自身の一人称で振り返ったドキュメンタリー「鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)」の特報映像と場面写真が公開された。
2017年にNHK・ETV特集「アフガニスタン・山の学校 マスードと長倉洋海の夢」を手がけた河邑厚徳監督が、コロナ禍以前よりアフガニスタンで長倉の密着取材を続け、本作を完成させた。
ベトナム戦争の報道写真に憧れて報道カメラマンを目指した長倉は、通信社勤務を経て1980年にフリーの写真家となる。83年、長倉はアフガニスタン抵抗運動の若き指導者マスードと出会い、強い信頼関係を築いていく。マスードは2001年にイスラム過激派によって暗殺されるが、彼は故郷パンシール渓谷に小さな山の学校を遺していた。長倉はマスードの教育への思いを受け継ぐため、NGO「アフガニスタン山の学校支援の会」を設立し、毎年のように同校へ通って子どもたちの成長を撮り続ける。
このほど公開された特報は、鋭いカメラアイで世界を見つめ、愛をこめて人間を写し、運命的な出会いにも恵まれたという長倉の軌跡の一部が切り取られている。“文明の十字路”アフガニスタンでソ連軍と戦った抵抗運動の指導者と仲間たち。2001年に自爆テロに倒れたマスードの教育への思いを共有すべく今も支援を続ける北部パンシール渓谷の山の学校の記録など、森羅万象にレンズを向け、人類の業と希望を見つめ続けた写真家の視点を感じられる映像となっている。
9月12日~9月24日、東京都写真美術館ホールほかにて公開。
「とてもカッコ悪い映画だ」と思った。私の野心も、それに賭ける赤裸々な思いもはっきり映っているからだ。でも、それでもいい。なぜなら、マスードが私の中で生き続けていること、そして、山の子どもたちの心に脈々と受け継がれていることが伝わってくるからだ。
河邑監督は「ハードボイルドだ」と謳っているが、どこが、と私は思う。もっとカッコ良く描いてほしかったからだ。でも、それもいいだろう。映画『鉛筆の銃』が、マスード、私、そして子どもたちへと連なる大きな流れ、そして峰々が連なる山脈のようなものが映画をしっかりと貫いているからだ。
そんな私だが、いつしか、映画に引き込まれていた。写真の効果的で迫力ある構成、シーンのひとつひとつに寄り添う音楽が、この映画を高みに押し上げてくれた。この映画が観る者にどのくらい感動を与えるかはわからない。でも、『鉛筆の銃』には、私が見たもの、伝えたいと思ったものが確実に映し込まれている。是非、劇場の大スクリーンで、マスードの表情に出会い、未来を見つめる子どもたちの姿に出会ってほしい。
(C)2023 アフガニスタン山の学校支援の会 ルミエール・プラス
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