「コワすぎ!」シリーズ8年ぶりの新作! 全身血まみれ“赤い女”の恐怖を描く長編映画、9月8日公開
2023年7月4日 21:00
ホラー映画界で異彩を放っている白石晃士監督の最新作「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」が、9月8日に公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアル、特報映像が披露された。
2012年、レンタルビデオ店のホラーコーナー棚に突然現れた「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」。「ノロイ」「オカルト」で知られる白石監督が満を持してスタートさせた同フェイクドキュメンタリーシリーズは、唯一無二のブッ飛んだ世界観でカルト人気を獲得した。
怪奇現象を追う取材班が「車で口裂け女に体当たり」「河童を捕獲しようとする」「学校のトイレから異次元に吸い込まれる」「コックリさんに素手で殴りかかる」というジャンルの常識をぶち破る予測不能なストーリーが展開。14年には、初の劇場版が公開され、その後も「戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!」シリーズへと進化を遂げた。
そして、8年間の沈黙を破り、「コワすぎ!」の集大成とも新たな世界線ともいえる最新長編映画が劇場公開されることになった。呪われた廃墟で撮影された投稿映像に収められていたのは、不気味な祭壇と、全身血まみれの“赤い女”、そしてどこにも映っていない赤ん坊の鳴き声だった。粗暴なプロデューサー工藤(大迫茂生)とディレクターの市川(久保山智夏)、田代カメラマン(白石監督)の「コワすぎ!」チームが再集結し、怪異を解き明かすために、時空を超えていく。
本日7月4日は、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズ1作目となる「口裂け女捕獲作戦」が発売された、記念すべき日。白石監督は「狂気的な超常現象に狂気的な取材スタッフが突撃し、さらにトンデモナイ事態へ突入する、勢い満点のホラー・エンターテイメントに仕上げました。さあ、映画と一緒に戦慄怪奇ワールドをライドしましょう!」とコメントを寄せている。
ポスタービジュアルでは、曇天の空、破損が目立つ朽ちた屋上に、顔も手足も服も全てが真っ赤な“赤い女”が立っている。その“赤い女”の頭上には、得体のしれない謎の物体。どこか不気味で不穏な空気感が漂っている。特報は、廃墟に忍び込んだ若者3人組が、刃物を持った全身“赤い女”に、ものすごい勢いで追いかけられ、逃げるシーンが切りとられている。揺れるカメラや怯える表情、叫び声からも、得体の知れない恐怖が迫り来る様子がうかがえる。
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」には、福永朱梨、小倉綾乃、梁瀬泰希、南條琴美、木村圭作、桑名里瑛、吉田悠軌も出演。9月8日から、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサほか全国公開。
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