エマ・ワトソン、俳優業と距離を置いた理由を告白

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「ハリー・ポッター」シリーズ、「美女と野獣」のエマ・ワトソンが、2019年製作「ストーリー・オブ・マイライフ　わたしの若草物語」以来、俳優業から離れている理由を米フィナンシャル・タイムズ紙に語った。

ワトソンは同紙に対し、「正直に言えば、あまり幸せではなかったし、ちょっと自分の内にこもった感じがしました」と告白。「本当に辛いと思ったのは、自分が本当にあまりコントロールできないものを売りに行かなければならなかったことです。矢面に立って、ジャーナリストに『これはあなたの視点とどう一致するのか？』と聞かれたときに、製作プロセスに関わっていないにもかかわらず、作品の“顔”としてふるまうことは大変でした」と振り返った。

さらに、「もし誰かに非難されるようなことがあっても、自分を嫌いにならないように、『はい、失敗しました。私の決断です。もっとうまくやるべきでした』と言えるようなことの前にしか立ちたくないと思うようになりました」と心境の変化を語った。

しかし、俳優業への復帰には前向きな模様。「ふさわしい作品に出合えるまで、じっと待っていてもいいと思っています。演技は好きだから。そのためには、自分をバラバラに壊さないくてもいい方法を見つける必要があると思っています。私はもうロボットモードに切り替えたくないのです」と語った。