ラース・フォン・トリアー最新作「キングダム エクソダス〈脱出〉」日本版予告編＆ポスター公開

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ラース・フォン・トリアー監督の最新作「キングダム エクソダス〈脱出〉」の日本版予告編と本ポスタービジュアルが初公開された。

1990年代に制作されたフォン・トリアー監督による伝説のドラマシリーズ「キングダム」の最終章であり、全話5時間以上を繋いだ映画作品として発表された本作は、コペンハーゲンの巨大病院＜キングダム＞で起こる、数々の不可解な事件を描く。ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、ニューヨーク映画祭、釜山国際映画祭などでも上映された。

このほど公開された予告編は、「キングダムI＆II」のダイジェスト映像からスタート。懐かしいキャストの姿も見られる中、一人の老婆が、吸い寄せられるように巨大病院キングダムの入口を通り抜けると、90年代に世界を震撼させたホラーシリーズの世界観へ一気に引き込まれる。その後も、超自然現象、奇怪な儀式、ソープオペラさながらの医師と患者たちのドタバタ劇が繰り広げられ、後半には、ウィレム・デフォー、ウド・キアも登場し怪演を披露。「善も悪もあることを心得よ」というフォン・トリアー監督本人からの意味深なメッセージに期待せずにはいられない映像に仕上がっている。

また、劇場窓口購入者限定「特製Tシャツ」付き3作品共通プレミア鑑賞券の販売も決定した。「キングダム エクソダス〈脱出〉」ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で公開。「キングダム」I＆IIデジタル修復版も一挙上映。