レベッカ・セルレ著「One Italian Summer」をパラマウントが映画化

Photo by Gilbert Flores/Variety via Getty Images

米パラマウント・ピクチャーズが、作家レベッカ・セルレのベストセラー小説「One Italian Summer（原題）」の映画化権を獲得した。

「One Italian Summer（原題）」は、親友のように仲が良かった母キャロルを亡くしたケイティが、母と二人旅に行くはずだったイタリア・ポジターノを訪れ、美しい自然や美味しい食事、朗らかな地元住民たちに元気をもらっていたところ、死んだはずの母が日焼けした健康的な30歳の女性の姿で目の前に現れる。ケイティは彼女と親しくなるにつれ、知らなかった若い頃の母の思いとともに自分自身についても新たな側面を発見していく、というストーリーだ。映画は製作会社テンプル・ヒルがプロデュースし、原作者のセルレがデビッド・ストーンと製作総指揮を務める。

セルレは、別のベストセラー小説「In Five Years（原題）」も映画化企画が進行中で、こちらは米ニュー・ライン・シネマと英ワーキングタイトルが製作、エイミー・ラゴスが脚本を執筆している。また、セルレのYA小説「When You Were Mine（原題）」をケイトリン・デバー主演で映画化した「ロザライン」は現在、ディズニープラスで配信中。