コリン・トレボロウ監督の新作に「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」脚本家

Photo by Daniel Boczarski/Getty Images for Feld Entertainment Inc.

「ジュラシック・ワールド」のコリン・トレボロウ監督が、米HBOのヒットシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の脚本家シャーメイン・デグラテとのタッグで米スカイダンスの新作映画「Atlantis（原題）」を手がけることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。

同作は、高度に発達した文明と豊かな暮らしで栄華を極めながらも、忽然と海に消えた伝説の“失われた大陸”アトランティスを題材にしたファンタジースリラー。元々はトレボロウ監督が米ユニバーサル・ピクチャーズと開発を進めてきた企画で、ダンテ・ハーパー（「エイリアン　コヴェナント」）の脚本をもとにトレボロウ監督がメガホンをとる予定だったが、なかなか進捗が見られずユニバーサルがトレボロウ監督に返却したものを、スカイダンスが引き継いだ模様だ。

ハーパーによる草稿をもとに、デグラテが脚本を執筆。トレボロウは監督に加えて自身の製作会社メトロノーム・フィルム・カンパニーを通じてプロデュースにあたるほか、スカイダンスのデビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャーもプロデューサーに名を連ねる。

社会現象となったメガヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」で脚本と制作総指揮を務め、新進気鋭の女性脚本家として注目を集めるデグラテは、米ルーカスフィルムがディスニープラス向けに制作準備を進めている「スター・ウォーズ」シリーズの新ドラマ「The Acolyte（原題）」でも脚本と制作総指揮を担当。長編映画の脚本を手がけるのは、これが初めてとなる。