2022年Googleで最も検索された人はジョニー・デップ　2位はウィル・スミス

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2022年、Googleで最も検索された人物はジョニー・デップだった。

デップと元妻のアンバー・ハードは今年、互いを名誉棄損で訴えていた裁判が泥沼化。法廷内の模様は連日テレビ中継され、終始落ち着いた様子のデップと激しい感情の起伏をみせるハードのバトルが全米の注目を集めた。陪審員による評決は満場一致でデップの勝訴となり、ハードには1035万ドルの賠償金の支払いが命じられた。汚名を晴らしたデップは、主演を務めてきたディズニーの大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」に復帰する可能性が噂されている。

第2位は、今年のアカデミー賞授賞式でビンタ事件を起こしたウィル・スミス。妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪型をネタにしたプレゼンターのクリス・ロックのジョークに激高し、ロックを平手打ちしたスミスは、「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞するもビンタ事件の方が話題になってしまった。スミスは公式謝罪し米映画芸術科学アカデミーを自ら脱退したが、今後10年間アカデミー関連のイベントに出入り禁止となった。

第3位は、デップからのDV被害を主張してきたアンバー・ハード。裁判中、ソーシャルメディアではデップを擁護しハードを貶める動きが起こり、「アクアマン」続編からハードの降板を求める署名活動も行われた。敗訴したハードは、今後の俳優活動に暗雲が垂れ込めている。