「ジョジョ」TVアニメ一覧 主演声優に聞いた歴代ジョジョの魅力【キャラクター・スタンド・用語・順番解説】
2023年1月4日 18:00
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の第25話~最終話・第38話の放送が2023年1月6日からスタートします(Netflixは22年12月1日から全世界独占先行配信中)。これをうけて、本記事では「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーションシリーズの全作品をご紹介。主要キャラクター&スタンド、キャストなどをまとめました。
さらに、「ストーンオーシャン」の主人公・空条徐倫を演じているファイルーズあいさんに、歴代ジョジョの魅力を教えていただきました! 激アツコメントの数々は必見ですッ!
https://anime.eiga.com/news/117310/
●アニメ各シリーズを紹介
(概要・あらすじ・キャラクター・スタンド・用語 ファイルーズあいさんが語るキャラクターの魅力)
・1stシーズン「ファントムブラッド」
・1stシーズン「戦闘潮流」
・2ndシーズン「スターダストクルセイダース」
・3rdシーズン「ダイヤモンドは砕けない」
・4thシーズン「黄金の風」
・5thシーズン「ストーンオーシャン」
荒木飛呂彦氏が1987年に「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載を開始し、主人公が交代しながら現在まで続くロングシリーズ。2023年2月17日発売の「ウルトラジャンプ」3月号から、シリーズ第9部となる「The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)」の連載がスタートする。第1部の主人公ジョナサン・ジョースターと、宿敵ディオ・ブランドーとの因縁からすべてがはじまった。両者の戦いは子孫へと受け継がれ、100年以上続いている。
各部で物語の舞台や主人公が変わり、すべての主人公は愛称が「ジョジョ」。また第3部からは「幽波紋(スタンド)」が登場する。
原作漫画の第1、2部を全26話でアニメ化。(第1話~第9話が原作の第1部「ファントムブラッド」、第10話~最終話第26話が第2部「戦闘潮流」にあたる)。
ジョースター家のひとり息子ジョナサンと、同家に養子として引き取られたディオ。上昇志向の強いディオは、ジョナサンを追い詰めてジョースター家を乗っ取ろうと画策するも失敗。追い込まれたディオは「人間をやめる」ことを宣言し、禁断の「石仮面」に手を出してしまう。
古代メキシコで繁栄を遂げた太陽の民アステカから伝わり、永遠の命と真の支配者の力をもたらすとされる仮面。
イギリス貴族の跡取り息子で、父親譲りの誇り高い精神の持ち主。ツェペリから指導をうけて「波紋」を体得した。
独自の呼吸法によって肉体に波紋を起こし、エネルギーを作り出す攻撃術。石仮面の破壊には波紋エネルギーの体得が必須。
ジョナサンは好青年なだけじゃなく、未熟な部分もあるところが魅力的です。困っていたエリナを助けたのに、「本当の紳士をめざしているからだ! 君が女の子で困っていたからだ!」と怒鳴ってしまったり。そういった未熟さを通して、「成長性ってこういうことなんだな」と感じます。
●ジョナサン・ジョースター(CV:興津和幸)
貧民街から養子として引き取られた、頭脳明晰だが冷徹な青年。
石仮面を発見した発掘隊の一員。石仮面を破壊しようとしている。
食屍鬼街の住人。ジョナサンとともに戦うことになる。なお、「ファントムブラッド」での激闘後はアメリカに渡って石油王となり、スピードワゴン財団を設立。同財団は、歴代主人公を陰からサポートする。
ジョナサンが思いを寄せるようになる女性。ディオに強引にキスされ、泥水で口を洗ったことがある。
ジョナサンの死から49年後が舞台。ジョナサンの孫であるジョセフを主人公に、石仮面を作った「柱の一族」との戦いが描かれる。
※エイジャの赤石:石仮面の力を増幅する天然石
ジョナサンとは真逆のお調子者で明るい性格だが、一族の誇り高い精神は受け継いでいる。生まれつき波紋の資質を備えている。
ジョセフの良いなと思うところは「主人公らしからぬ主人公なのに、ちゃんと主人公してるところ」です。彼の無邪気なところ、めちゃくちゃ人間らしいところがすごく好き。でもやっぱり、ジョースター家譲りの高潔さが魂に刻まれています。いざという時は、自分の信じるものや友のために命を懸けられる人。無邪気さとそういった面のバランスが大好きです。なんだか、「面白い男だな」って言いたくなります(笑)
●ジョセフ・ジョースター(CV:杉田智和)
ツェペリの孫で波紋戦士。
ジョセフとシーザーの波紋の師。「エイジャの赤石」を守っている
柱の男の能力を軍事利用しようとしているドイツ軍少佐。
1987年の日本が舞台。主人公はジョセフ・ジョースターの孫である空条承太郎。100年にわたる因縁を断ち切るため、承太郎とジョセフ一行が、DIOが潜むエジプトに向かう。本シーズンから「幽波紋(スタンド)」能力が登場する。
冷静な判断力と強い正義感を持つ“不言実行”な性格の高校生。口ぐせは「やれやれだぜ」。母ホリィを救うために、DIOのいるエジプトに旅立つ。
承太郎は安心感が半端ない主人公です。初登場した時は、刑務所のなかで「うっとおしいぞこのアマ!」と怒鳴る姿に衝撃を受けたことを覚えています(笑)
●空条承太郎(CV:小野大輔)
スタンドは「ザ・ワールド」。全スタンドのなかでトップクラスの破壊力とスピードを持つ、近距離パワー型のスタンド。数秒間、時を止めることができる。
エジプトでのDIOとの戦いから11年後。ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助に会うため、空条承太郎が日本のM県S市・杜王町(もりおうちょう)を訪れたことから、町に潜む危険な敵の存在が明らかになる。岸辺露伴や吉良吉影などシリーズ屈指の人気キャラクターが多数登場するほか、サスペンス要素をはらんだストーリーや、単体の物語として楽しめる構成のエピソードが多いことも特徴。
ぶどうヶ丘高校の1年生。髪型をけなされると激怒する。口ぐせは「グレート」。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。壊れたものに触れると元の形に「直す」ことができる。
仗助は、茶目っ気があって、おちゃらけたところもあって……もう本当にかわいい! 特に好きなのが虫喰いとの戦いの時に(第16話「『狩り(ハンティング)』に行こう!」)、承太郎に指示されてカチンときちゃったところ。それからお小遣いを貯めて買ったイタリア製の革靴が泥まみれになっちゃって泣いちゃうところもすっごくかわいかった! あと、サヴェージ・ガーデンの「I Want You」が流れるエンディングの仗助はセクシーでした。知れば知るほど好きになる。仗助は沼ですね(笑)
●東方仗助(CV:小野友樹)
DIOを倒した後、海洋生物研究の第一人者となった。祖父ジョセフの隠し子・仗助を探すために杜王町を訪れ、仗助らとともに戦うことになる。血縁上は仗助の甥にあたる。
スタンドは「スタープラチナ」。DIOとの闘いによって時を止める能力に目覚めた。
美しい手の女性を狙う殺人鬼で、殺害した女性の手を持ち歩いている。
スタンドは「キラークイーン」。触れたものを爆弾にする能力を持ち、左手からは遠隔自動操縦型のスタンド「シアーハートアタック」を発射する。
舞台は2001年のイタリア。主人公はDIOの息子ジョルノ・ジョバァーナ。ギャング組織「パッショーネ」に入ったジョルノが、組織のボスに反旗をひるがえし、仲間とともに過酷な運命に立ち向かっていく。
ギャングスターに憧れる15歳。父親はDIOだが、肉体はジョナサンのものであるため(※)、ジョースター家の血を受け継いでいる。
※DIOがジョナサンの首から下の肉体を奪った
例:折れた歯に生命を与え、ハエとして生まれ変わらせた(第2話より)。
アニメ化されている範囲の男性主人公では、ジョルノが一番好きです! ジョルノは、みんなから信頼されるほどの堅実さ、野心の強さが魅力的。それに加えて、自分の非を認めて成長につなげる強さを持っています。特に印象深いのは、ベイビィ・フェイス戦の時の「人というのは成功や勝利よりも『失敗』から学ぶことが多い」というセリフ。アニメには出てこないセリフですが、自分が失敗する度に思い出しています。たくさんの学びをくれる、尊敬の気持ちが大きいキャラクターですね。
●ジョルノ・ジョバァーナ(CV:小野賢章)
ブチャラティの部下で、チームのムードメイカー。
スタンドは「セックス・ピストルズ」。No.1~7(No.4は存在しない)の6人で構成され、それぞれ銃弾ほどの大きさ。銃弾の軌道を操作して攻撃する。
シリーズ初の女性主人公・空条徐倫(くうじょう・じょりーん)が登場。無実の罪で「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」に収容された徐倫が、父・承太郎を救うために戦いに身を投じていく。ジョースター家の最大の敵となるプッチ神父の存在によって、再び世代を超えた戦いが巻き起こる。
空条承太郎の娘。ジョースターの血統から受け継いだ強い意志とタフな精神を持つ。口ぐせは「やれやれだわ」。
ここまでの「ジョジョ」の主人公たちは、目的を持って自分から戦いに行くという流れが多かったですが、徐倫は巻き込まれた、被害者のような状態からはじまりました。マイナスからのスタートなんです。
●空条徐倫(CV:ファイルーズあい)
徐倫とともに戦うことになる女囚。明るく、情に厚い。
プッチ神父がプランクトンにスタンドディスクを与えたことから誕生した、知性を持ったプランクトンの集合体。女囚エートロの肉体を使用している。
刑務所内を自由に移動することができる謎の少年。
徐倫に思いを寄せ、「徐倫との結婚」を条件に仲間となる。何でも分解したくなる性癖。
スタンドは「ダイバー・ダウン」。人や物に潜り込むことができる。潜り込み、分解・組み立て直すことも可能。
徐倫の父親。徐倫を救うために刑務所にやってくるも、「ホワイトスネイク」の能力によってDISCを奪われ活動停止状態になってしまう。
スタンドは「スタープラチナ」
※スタンド説明は「スターダストクルセイダース」「ダイヤモンドは砕けない」パートに記載
州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所の教誨師を務めている神父。DIOの遺した「天国へ行く方法」を実現しようとしている。
スタンドは「ホワイトスネイク」。人の記憶やスタンドをディスク化して抜き取ることができる。
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