キングコング実写ドラマ　ジェームズ・ワンの製作会社が開発

写真：PictureLux/アフロ

ハリウッド映画を代表するモンスター、キングコングの実写ドラマシリーズをジェームズ・ワン率いるアトミックモンキーがディズニープラス向けに制作することがわかった。米Deadlineが第一報を報じた。

キングコングの映像作品としては初の実写ドラマシリーズとなる「キング・コング（仮題）」は、メメリアン・C・クーパー監督の古典「キングコング」（1933）と、ジョー・デビートによる冒険小説「Kong: King of Skull Island」を下敷きにした、キングコングの起源となる神話とその故郷スカル・アイランドの超自然的なミステリーを探求するアクションアドベンチャーになるようだ。ディズニー・ブランデッド・テレビジョンとアトミックモンキーの間で契約が締結され、初期の開発段階にあるという。

「トイ・ストーリー4」の原案・脚本、「ペーパーガールズ」の企画・制作総指揮を担当したステファニー・フォルソムが脚本を執筆。ジェームズ・ワン、フォルサムをはじめ、マイケル・クリア（「MACGYVER マクガイバー」）とロブ・ハケット、ダニー・フェスタ（「トロールズ ミュージック★パワー」）、マーク・マヌスが制作総指揮揮を務める。

キングコングのテレビドラマ化は、5年ほど前にフェスタの制作総指揮のもと別のクリエイティブチームにより開発が進められていたが、実現には至らなかった。

キングコングが登場する近年の映画では、レジェンダリー・ピクチャーズ製作、ワーナー・ブラザース配給によるモンスターバースが記憶に新しい。2017年の「キングコング　髑髏島の巨神」にはじまり、2019年の「ゴジラ　キング・オブ・モンスターズ」、2021年の「ゴジラvsコング」が公開されヒットを記録した。また、Netflixではアニメシリーズ「スカル・アイランド」が配信されている。