日プロ大賞、作品賞は濱口竜介監督作「偶然と想像」!俳優部門は瀧内公美&成田凌
2022年6月8日 12:00

映画ジャーナリスト・大高宏雄氏が主催する第31回日本映画プロフェッショナル大賞(略称:日プロ大賞)のベストテン、および個人賞が発表された。ベストテン1位に輝いた濱口竜介監督作「偶然と想像」は、作品賞とあわせて2冠となった。
1992年から始まった日プロ大賞は、他の映画賞とは一線を画しながら、こう評価を得た作品や個人を中心に、選考委員の投票と実行委員会の独自の評価で決定するのが特長といえる。今年の授賞式はコロナ禍の状況を鑑みて開催しないが、受賞者には記念の楯を贈呈するという。
なお、個人賞では「由宇子の天秤」に主演した瀧内公美が主演女優賞、メガホンをとった春本雄二郎監督が監督賞を受賞し、2部門を制した。主演男優賞の成田凌は、「まともじゃないのは君も一緒」での演技が評価されての戴冠となった。
第31回日本映画プロフェッショナル大賞の2021年ベストテン、作品賞と個人賞は以下の通り。
1位:「偶然と想像」(濱口竜介監督)
2位:「由宇子の天秤」(春本雄二郎監督)
3位:「あのこは貴族」(岨手由貴子監督)
4位:「いとみち」(横浜聡子監督)
5位:「すばらしき世界」(西川美和監督)
6位:「茜色に焼かれる」(石井裕也監督)
7位:「空白」(吉田恵輔監督)
8位:「花束みたいな恋をした」(土井裕泰監督)
8位:「草の響き」(斎藤久志監督)
10位:「BLUE ブルー」(吉田恵輔監督)
主演女優賞:瀧内公美(「由宇子の天秤」)
主演男優賞:成田凌(「まともじゃないのは君も一緒」)
監督賞:春本雄二郎(「由宇子の天秤」)
新人監督賞:松本壮史(「サマーフィルムにのって」)
特別賞:孫家邦(「花束みたいな恋をした」製作)
特別賞:函館市民映画館シネマアイリス(長年の功績に対して)
特別功労賞:澤井信一郎(映画監督としての長年の功績に対して)
(C)2021 NEOPA / Fictive
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