従軍経験のあるハリウッドスターは誰?
2022年6月1日 17:00

アメリカでは5月最後の月曜日は戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)という祝日になっている。同記念日を記念し、米ハリウッド・レポーターは従軍経験のあるハリウッドスター11人を表彰している。
カーク・ダグラスやハリー・ベラフォンテ、エルビス・プレスリー、クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン、トム・セレック、チャック・ノリス、ジェームズ・アール・ジョーンズといった往年の俳優や、ビアトリス・アーサー(「ふたりの誓い」)、ズライ・エナオ(「テイカーズ」)ら女優が名を連ねるなか、現役の映画俳優として活躍しているアダム・ドライバーも紹介されている。
「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役として知られ、「ブラック・クランズマン」と「マリッジ・ストーリー」でアカデミー賞にノミネート経験のあるドライバーは、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに米海兵隊に入隊。だが、イラク派遣前に胸骨を負傷し、退役している。
その後、ジュリアード音楽院で演技を学び、テレビドラマ「GIRLS ガールズ」で注目を集めると、成功の階段を駆け上がっていくことになる。
かつて英ガーディアン紙の取材に対し「軍隊に入ると、自分のアイデンティティや財産をすべて奪われるため、目的を明確にすることができる」と、従軍経験のメリットを話していたドライバー。「自由を取り戻したとき、やりたいことがはっきりするんだ」
(映画.com速報)