「グレイテスト・ショーマン」監督、ファンタジー小説「ネバームーア」を映画化

Photo by Gabriel Olsen/Getty Images for AARP

米パラマウント・ピクチャーズが、作家ジェシカ・タウンゼントのベストセラー・ファンタジー小説「ネバームーア　モリガン・クロウの挑戦」の映画化権を獲得した。

米Deadlineによれば、パラマウントはミュージカル映画として製作し、「グレイテスト・ショーマン」のマイケル・グレイシーが監督とオリジナル楽曲を手がける。「オデッセイ」「ワールド・ウォー Z」のドリュー・ゴダードが脚色を務める。

原作は、最悪の運勢の日に生まれ、地域の人々からあらゆる不幸を自分のせいにされてきた少女モリガン・クロウの物語。次の誕生日に死ぬ運命だったモリガンは、謎の青年ジュピター・ノースの助けにより魔法都市ネバ―ムーアにたどり着くが、この街にとどまるには優れた才能を持つ集団「ワンダラス・ソサエティ」の試験に合格しなければならず、彼女は大勢の子どもたちと競う過酷な試験に挑む。

グレイシーは、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」で長編初監督を務め、同作は世界興収4億ドル超のヒットを記録し、サウンドトラックも2018年のベストセラーとなった。その後、数々の新作のオファーが舞い込んでおり、伝説的なマペット作家ジム・ヘンソンの伝記映画「Muppet Man（原題）」で監督を務めることも決まっている。