ロックバンド「U2」の軌跡をNetflixがドラマ化 J・J・エイブラムスがプロデュース
2022年3月23日 13:00

Photo by Chris Hyde/Getty Images
NetflixがJ・J・エイブラムス率いるバッド・ロボットとのタッグで、伝説のロックバンド「U2」の軌跡を描くオリジナルドラマシリーズを制作することがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
英人気ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」が世界中で社会現象となる大ヒットを記録したのをきっかけに、エルトン・ジョンのキャリア初期に焦点を当てた「ロケットマン」、バズ・ラーマン監督によるエルビス・プレスリーの伝記映画やマドンナが自らメガホンをとる伝記映画など、世界的に有名なアーティストを題材にした音楽伝記映画が注目を集めている。Netflixが新たに放つタイトル未定の同シリーズは現在、企画開発の初期段階にあるそうで、ボノをはじめとするU2が関与するか否かも含めて、詳細については一切明らかになっていない。
1976年、ボノ(ボーカル)、エッジ(ギター)、アダム・クレイトン(ベース)、ラリー・マレン・Jr.(ドラム)によりアイルランド・ダブリンで結成された「U2」は、様々な社会問題を取り上げたメッセージ性の強い歌詞と骨太ながらもキャッチーなメロディで世界中のファンから熱狂的な支持を獲得。今日までにアルバム累計売り上げは1億7000万枚超、グラミー賞でロックバンド史上最多かつグループアーティスト史上最多となる22回の受賞を誇るなど、前人未到の記録を数々打ち立て、2005年にはロックの殿堂入りも果たしている。
そんなスーパーバンドを題材にした新シリーズでは、「ボヘミアン・ラプソディ」の脚本家で、同じく実在の人物を題材にした伝記映画「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたアンソニー・マッカーテンが脚本を担当。エイブラムスの製作会社バッド・ロボットが、包括契約を結ぶ米ワーナー・ブラザース・テレビジョンと共同で制作にあたる。
(映画.com速報)