この治療は呪いだ――天才医師が悪へと堕ちる「モービウス」最新予告 バルチャーの意味深なセリフも
2022年3月1日 19:00
オスカー俳優ジャレッド・レトが主演し、マーベルの新たなるヴィランを描く「モービウス」の最新予告映像(https://youtu.be/UqQLsZEwyic)と場面写真が披露された。
天才的頭脳を持つ医師マイケル・モービウス(レト)は、幼い頃から患っていた血液の難病を治すべく、コウモリの血清を投与するという危険な治療法を自らに施す。その結果、人間を超越するパワーを手に入れると同時に、抑えきれない血への渇望が目覚めてしまう。
生まれ変わったようなモービウスを見て、同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育ったマイロ(マット・スミス)は、自分にも同じ治療を施してほしいと懇願する。しかし、親友にまで代償を負わせたくないモービウスは、その申し出を拒むことに。モービウス自身も、命を救う医師であり続けたいと内なる葛藤に苦しむが、抑えきれない血への渇望が次第に彼を飲み込んでいく。
「スパイダーマン」シリーズと同じニューヨークが舞台となり、予告映像ではモービウスが地下鉄を高速飛行し、バットレーダーで周囲の危機を瞬時に感知する姿が映し出される。「スパイダーマン ホームカミング」に登場したヴィラン、バルチャー(マイケル・キートン)が再び登場し、「モービウス先生、あなたは特種なんだ。過去の理性は捨てろ、現在の本能に従え」と意味深なセリフを放つシーンもあり、先の展開が気になる仕上がりだ。
「モービウス」は、4月1日から全国公開。