Netflixが全世界＆国別のランキングサイト「Top 10 on Netflix」を開設　日本作品もランクイン

Netflixが11月16日（現地時間）、同プラットフォームの視聴数をランキング形式で掲載する公式サイト「Top 10 on Netflix」（https://top10.netflix.com/）を開設した。現在は英語とスペイン語で運用が開始されており、2022年には日本語を含めた他言語にも対応していく予定だという。

Netflixは、これまで同プラットフォームで発表されてきたTOP10について寄せられたユーザーの意見を考慮し、「選出基準をゼロから見直した」という。今後は、同サイトで全世界や国別の人気作品TOP10リストを毎週更新する。

ランキングは、Netflixオリジナル作品とライセンス作品を対象に、前週の月曜から日曜までの合計視聴時間を基準に毎週火曜日に更新される。分類は、英語の映画、他言語の映画、英語のテレビ番組、他言語のテレビ番組の4種類。それぞれの全世界TOP10リストのほか、90カ国以上の国別TOP10リストが表示される。

同サイト開設時点での最新ランキング（11月8～14日）では、英語の映画部門でドウェイン・ジョンソン、ガル・ギャドット、ライアン・レイノルズ共演の「レッド・ノーティス」、他言語の映画部門で実際に起きた事件を基にしたサスペンス「ラーヤ」（イタリア）、英語のテレビ番組部門で「ナルコス」のスピンオフ「ナルコス　メキシコ編」、他言語のテレビ番組部門で韓国発の大ヒットドラマ「イカゲーム」が1位を獲得している。

このランキング発表により、「イカゲーム」は9月17日に配信されて以来、1度も1位の座を明け渡していないことが明らかになった。また、他言語のテレビ番組部門の最新ランキングでは、1位の「イカゲーム」のほか2位に「恋慕」、3位に「海街チャチャチャ」、5位に「マイネーム　偽りと復讐」と韓国制作のドラマ4作品がランクインしており、韓国作品の勢いはまだまだ衰えなさそうだ。なお、日本からは「鬼滅の刃　無限列車編」が10位にランクインしている。