ゼンデイヤ、ローラ・バニー役は「家のクローゼットで撮影」 「スペース・プレイヤーズ」裏話
2021年8月19日 12:00
NBA選手レブロン・ジェームズが主演する映画「スペース・プレイヤーズ」の本編映像の一部が披露された。ワンダーウーマンと“ルーニー・テューンズ”のローラ・バニーが共演するシーンを収めている。
本作は、人気バスケットボールプレイヤーのマイケル・ジョーダンとアニメキャラクターが共演して話題を集めた「スペース・ジャム」(1996)に続き、ジェームズがワーナー・ブラザースの作品やキャラクターたちと共演したアドベンチャー映画。バーチャルワールドを舞台に繰り広げられる究極のeスポーツバトルを、実写とアニメの融合で描く。
披露されたのは、「ワンダーウーマン 1984」で幼少期のダイアナ(ワンダーウーマン)が、偉大なアマゾン戦士になるべく挑んだ“アマゾン・オリンピック”を彷彿とさせるシーン。ローラ・バニーが、ワンダーウーマンに自分の優れた身体能力を認めてもらうべくアマゾン・オリンピックに挑む様子が描かれている。
ローラ・バニーの声優を務めたのは、「グレイテストショーマン」や「スパイダーマン」シリーズで知られるゼンデイヤ。「俳優とは違い、視覚的な表現がなく顔や体を使わず演じなければいけないから難しかった」と声優業の大変さを実感したといい、「このご時世だったから監督や他の俳優たちと一緒に撮影ができずに、家のクローゼットの中で撮影したの。部屋着で撮影できるのはすごく良かったけど、集中力を保つことが難しかった」と裏話を明かす。
さらに、ゼンデンヤはローラ・バニー役のオファーが来た時に即決で引き受けたそうで「彼女はとても愛されてきたキャラクターで、非常に多くの人々が彼女と一緒に成長してきたから演じるのはプレッシャーだった。でも、私の声でローラを生き生きとさせることができると監督たちが思ってくれて、本当に光栄だわ」と喜んでいる。
日本語吹き替え版では、ワンダーウーマンの声優でおなじみの甲斐田裕子が今回のアニメ版ワンダーウーマンの声を担当することが決まっているほか、ローラ・バニー役は「スペース・ジャム」に引き続き深水由美、ローラ・バニーのボーイフレンドとも言われているバッグスバニー役は「名探偵コナン」などの山口勝平が務めている。
「スペース・プレイヤーズ」は8月27日から公開。