中年男の痛快アクション「Mr.ノーバディ」続編製作か　脚本執筆がスタート

(C)2021 Universal Pictures

「ジョン・ウィック」の製作陣が手がけるアクション「Mr.ノーバディ」の続編の脚本執筆が早くもスタートしたことが明らかになった。

「Mr.ノーバディ」は、一見ごく普通の中年男が、世の中の理不尽さに怒りを爆発させて大暴れをし、やがてマフィアと激しい戦いを繰り広げることになるという痛快アクション。「ジョン・ウィック」の脚本家デレク・コルスタッドと製作を務めたデビッド・リーチが再びタッグを組み、人気テレビシリーズ「ベター・コール・ソウル」のボブ・オデンカークが主人公ハッチを演じている。

このほど、米Jobloの取材を受けたイリヤ・ナイシュラー監督（「ハードコア」）は、続編の可能性について聞かれ、「ハッチというキャラクターを使って、この世界でたくさんの物語を語ることができます」「すでにデレク（・コルスタッド）は続編執筆に取りかかっています」と返答した。

ただし、続編製作の正式なゴーサインはまだ下りていないため、「実現するかどうかは、時間が経たないとわからない」「ただし、（続編製作に必要な）種はすべて植えてあります」とコメントしている。

「ジョン・ウィック」の製作陣が手がけているだけに、「Mr.ノーバディ」がシリーズ化する可能性もありそうだ。なお、続編が実現すれば、コニー・ニールセンが演じたハッチの妻が大きな役割を担うとのことだ。