山崎賢人、主演作「夏への扉」のレトロでチャーミングなセリフがお気に入り

山崎賢人が6月6日、東京プリンスホテルの屋外プールで行われた主演作「夏への扉　キミのいる未来へ」の公開直前イベントに出席した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う公開延期を経て、公開日が6月25日に決定。「タイトルが『夏への扉』なので、6月に公開できるのが、逆に良かったと思えるくらい。やっと公開できるので、すごくワクワクしています」と喜びを語った。

ロバート・A・ハインラインの名作SF小説「夏への扉」を原作に、舞台設定を日本に移して再構築し、世界で初めて映画化。信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社や研究のすべてを奪われた科学者・高倉宗一郎（山崎）が30年間の冷凍保存から目覚め、2025年の東京で運命を変える冒険を繰り広げる。

山崎は「時を超えるからこそ、何気ないセリフがすごくカッコ良くなる」とタイムトラベルならではの魅力を語り、「前後にいろいろあるので『さっきはごめんね』というセリフが、素敵に聞こえる。レトロでチャーミング。いろんな愛の形が詰まった、心温まる作品です」と具体的なセリフも挙げて、見どころをアピールした。

また、LiSAが映画のために書き下ろした主題歌「サプライズ」にちなみ、最近経験した“サプライズ”を問われると、「今2歳になる姪っ子に、会うとずっと泣かれていたんですが、この間会ったら『賢ちゃん』って呼んでくれた。めっちゃかわいくて、サプライズでした」と笑顔を見せていた。

山崎をはじめ、共演する清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督が出席したイベントでは、映画のテーマである“純愛”にちなみ、隣接する東京タワーがピンクにライトアップされた。「夏への扉　キミのいる未来へ」は、6月25日に全国公開。