「ワンダヴィジョン」に衝撃の人物が登場 脚本家「最高にスリリング」
2021年2月10日 17:00
Disney+で配信されているマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」の新たな場面写真が披露された。先週配信された第5話の衝撃のラストシーンについて、脚本家のジャック・シェイファーがコメントを寄せている。
※本記事は「ワンダヴィジョン」の内容に触れている箇所があります。未見の方はご注意ください。
第5話は、幸せな結婚生活を送るワンダ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)が子育てに励むところから始まる。郊外の街ウエストビューで夢の結婚生活を手に入れた2人だが、その地では住人失踪事件が多発していた。調査員のモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、FBI捜査官のジミー・ウー(ランドール・パーク)、科学者のダーシー・ルイス(カット・デニングス)らは、謎の世界の究明に乗り出すこととなるが、やがて2人が住む世界は“作り出されたもの”であること、住人たちがシットコムを演じ、ワンダとヴィジョンもその世界に囚われていることを知る。
ウエストビューの“異変”にヴィジョンも気づき、ワンダの強大な力を疑い衝突する2人。このまま幕を閉じるかと思いきや、最後に「X-MEN」シリーズのクイックシルバーことピーター(エバン・ピーターズ)が登場。かつてワンダが失った双子の兄ピエトロ/クイックシルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)ではなく、異なる次元のキャラクターが登場したことで、SNS上でも大きく盛り上がりを見せた。
脚本家のジャック・シェイファーは「エバン(・ピーターズ)が演じる、このキャラクターをマーベル・シネマティック・ユニバースの世界に迎え入れるのは、最高にスリリングなこと」と語り、「彼の登場のさせ方には無数のアイデアがあったけれど、ストーリーを着地させて、より大きな物語の展開へとつなげたかった。(マーベル・スタジオ社長の)ケビン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた」と、ピーターの登場が物語の大きな転換点となることを示唆している。
「ワンダヴィジョン」は、Disney+で独占配信中。第6話は2月12日17時から配信。