カンヌ国際映画祭、通常通りの開催を断念 複数の映画祭と連携へ

2020年5月12日 13:30

ほかの映画祭と連携しての開催を目指す
ほかの映画祭と連携しての開催を目指す

[映画.com ニュース] 6月末~7月頭に開催予定だったカンヌ国際映画祭が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、通常通りの単独開催を断念した。米バラエティが報じている。

映画館での上映を熱烈に支持するカンヌ国際映画祭としては、マーケット部門以外はオンライン開催の選択肢はなく、秋以降に開催されるベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭などと連携しての開催を目指すという。ラインナップは6月初旬に発表される。

カンヌ国際映画祭は当初5月に開催される予定だったが、新型コロナウイルス対策のため、6月末~7月頭へ開催を延期。しかしその後、フランスで7月半ばまで大きなイベントやフェスティバルが禁止になったことで、映画祭の開催自体が危ぶまれていた。9月以降はベネチア国際映画祭を皮切りに12月まで映画祭シーズンが続くため、ほかの映画祭との同時期開催が避けがたい状況となっていたからだ。

現在、カンヌ国際映画祭が連携を考慮しているのは、トロント国際映画祭、ドービル映画祭(アメリカ映画祭)、アングレーム国際漫画祭、サンセバスチャン国際映画祭、ニューヨーク映画祭、釜山国際映画祭、そしてカンヌ国際映画祭のディレクターを務めるティエリー・フレモーがリヨンで開催するリュミエール映画祭など。カンヌ国際映画祭が選出した作品は、これらの映画祭で「カンヌ2020」のラベル付きで上映される予定だ。

カンヌ国際映画祭側は、マーケット部門のみオンラインで6月22~26日(現地時間)の5日間に開催することを決定した一方、併設部門の監督週間、批評家週間、ACID(インディペンデント映画協会)は、正式に2020年度の中止を決定している。

(映画.com速報)

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