「君の名前で僕を呼んで」続編にティモシー・シャラメとアーミー・ハマーが復帰
2020年4月7日 11:00
[映画.com ニュース]アカデミー賞4部門にノミネートされた「君の名前で僕を呼んで」の続編に、前作に主演したティモシー・シャラメとアーミー・ハマーがカムバックすることがわかった。ルカ・グァダニーノ監督が伊ラ・レプッブリカ紙に語った。
グァダニーノ監督作「君の名前で僕を呼んで」(2017)は、作家アンドレ・アシマンの小説が原作。1980年代のイタリアを舞台に、家族とバカンスにやって来た17歳の少年エリオ(シャラメ)が、大学教授の父が招いた24歳のアメリカ人大学院生オリヴァー(ハマー)と恋に落ちる、ひと夏の美しい思い出を描いたラブストーリーだ。「日の名残り」「眺めのいい部屋」の米脚本家ジェームズ・アイボリーが脚色し、アカデミー賞脚色賞を受賞した。
原作者アシマンは、映画版に逆インスパイアされた続編小説「Find Me(原題)」を昨秋出版しており、前作の10年後を舞台に同じキャラクターたちを描いている。映画の続編はどのようなストーリーになるかまだ不明だが、グァダニーノ監督によれば、シャラメとハマーだけでなく、マイケル・スタールバーグ(エリオの父役)、エステール・ガレル(エリオのガールフレンドのマルシア役)、その他にも前作のキャストが続投するようだ。グァダニーノ監督は、新型コロナウイルスの感染拡大前にアメリカに渡り、ある大好きな脚本家と続編の打ち合わせをしたとのことだが、その脚本家の名前は明かしていない。