米NBC、東京2020オリンピック中継の広告枠が記録的な売り上げ

2020年3月12日 11:00

コムキャストのブライアン・ロバーツCEO
コムキャストのブライアン・ロバーツCEO

[映画.com ニュース] 東京2020オリンピック・パラリンピックのアメリカの放映権を持つ米NBCが、既に12億5000万ドルの広告収入を得ていることが明らかになった。同社は、全米での放映権としてIOC(国際オリンピック委員会)に11億ドルを支払っているといわれている。

NBCスポーツグループのダブ・ラビンジャー氏は、「東京オリンピックの広告枠の売り上げが12億5000万ドルに到達し、前回のリオ大会を超えて、オリンピック中継として新記録を樹立しました」と発表。「すでに東京パラリンピック中継の広告枠は完売しています。TOKYO2020に対する勢いはいまだに強いです。広告主がオリンピックの影響力の価値を高く評価し、今年最大のメディアイベントに自社ブランドを提携させようとするなかで、広告枠の残りはわずかになっています」とアピールした。

東京2020オリンピックは、新型コロナウイルスの影響で開催を危ぶむ声が出ているが、NBCは不安視していないという。

米ハリウッド・レポーターによれば、NBCの親会社コムキャストのブライアン・ロバーツCEO(最高経営責任者)はこのほど、株主向けの説明会で「オリンピックに全力で向かっている」「われわれは準備を進めているし、とても興奮している。日本が中国にならって(新型コロナウイルス対応を)してくれるものと期待している」と発言した。

ロバーツCEOは、もしもオリンピックが中止になった場合は支出に対して保険が適用されるので損失は出ないものの、NBCは巨額の広告収入を手放すことになるという。それでも、「われわれはオリンピックが実現することに楽観的です」と開催に期待を寄せている。

(映画.com速報)

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