福田雄一、「シャザム！」吹き替え監修＆演出担当！杉田智和ナレーションの特別映像も

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［映画.com ニュース］DCコミックスのヒーローを映画化した「シャザム！」の日本語吹き替え監修と演出を、実写映画「銀魂」シリーズ、日本テレビ系連続ドラマ「今日から俺は!!」の福田雄一監督が担当することがわかった。あわせて、テレビアニメ「銀魂」などで知られる杉田智和がナレーションを務める特別映像が、公式YouTube（https://youtu.be/IO-zILVFoOE）で公開された。

見た目は大人だが、中身は子どもという異色ヒーローの活躍を描く本作。吹き替えの監修・演出の両方を日本の映画監督が担当するのは初の試みとなり、福田監督自身が大のアメコミ好きであることから実現した。配給のワーナー・ブラザース映画は「福田監督からは声優陣のアイデアをいただき、吹き替え版“アベンジャーズ”!?的に史上最大級に豪華なキャストをそろえることができました。吹き替え版をご覧になって『くだらねぇ～』って言っていただくことが最高の褒め言葉かと思っております（笑）」と話している。

福田監督は「猛烈なアメコミファンで、アメリカンギャグコメディが大好物！　なところに！　ワーナーさんから、こんなお話いただいたらやらないわけにはいきません！」と気合十分。「弱い者が強く変身して活躍するという王道がたまらない！　しかも今回、子どもですからね！」と魅力を紹介し、「笑って笑って笑った後にがっちり感動できますよ！」と期待をあおっている。

特別映像では、突如スーパーパワーを手に入れたシャザムが、悪ノリしながら力を試す様子が収められ、ナレーションの杉田が「まったく、思春期ですなぁこの野郎」と突っ込む場面も。最後にはシャザムを演じたザカリー・リーバイ、シャザムに変身する少年ビリーを演じたアッシャー・エンジェル、ビリーの相棒フレディを演じたジャック・ディラン・グレイザーが登場し、リーバイが「『シャザム！』は『名探偵コナン』の逆、だから『逆コナン』ってあだ名がついてるんだ」と日本のファンへ向けてメッセージを寄せている。

「シャザム！」は4月19日から全国公開。