レジェンダリー「オズの魔法使い」のテレビドラマ化を準備
2019年2月26日 11:15

[映画.com ニュース] 米レジェンダリー・エンタテインメントが、ファンタジー作家ライマン・フランク・ボームによる「オズ」シリーズのテレビドラマ化を準備していると、米バラエティが報じている。
ボームによる「オズの魔法使い」は、ミュージカル劇を経て「オズの魔法使」(1939)として映画化され、ファンタジー映画の金字塔として知られている。
レジェンダリーはこのほど、「グランドイリュージョン」の脚本家エドワード・リコートにドラマ化の企画開発を依頼。14冊ある原作のうち、これまでに映像化されなかったストーリーやキャラクターに焦点を当てることになる。長くオズの国を離れていた魔女が戻ってくるとき、彼女に対抗できる唯一の女性として奴隷の少女が希望の星となるという筋書きで、シリーズ化を狙うという。DJ2エンターテインメントのディミトリ・M・ジョンソンとシュテファン・ブガジが製作総指揮を務める。
なお、米ユニバーサル・ピクチャーズは現在、大ヒットミュージカル劇「ウィキッド」の映画版を準備中。同作はミュージカル映画の古典「オズの魔法使」の前日譚として執筆されたグレゴリー・マグワイアの同名小説が原作で、「リトル・ダンサー」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のスティーブン・ダルドリー監督がメガホンをとる。映画版「ウィキッド」は、2021年12月22日に全米公開予定。