名匠ジャンニ・アメリオ最新作「ナポリの隣人」2月9日公開

2018年11月3日 08:00

現代に生きる人々の心の闇を描く
現代に生きる人々の心の闇を描く

[映画.com ニュース]イタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督の最新作「La Tenerezza」が邦題「ナポリの隣人」として、2019年2月9日の公開が決定。このほど予告編とポスタービジュアルがお披露目された。

35年以上のキャリアで長編作品12作と寡作ではあるが、ヨーロッパ映画賞で最優秀作品賞を3度にわたり受賞するなど、ヨーロッパを代表する名匠が最新作で描いたのは、ミステリアスな事件を背景にした、父と娘の相剋の物語だ。

南イタリアのナポリが舞台。かつて家族と暮らしたアパートに独り暮らす元弁護士のロレンツォ。娘のエレナは、アラビア語の法廷通訳で生計を立てるシングルマザーだ。母の死の原因が父の裏切りによるものと信じ、父を許せない。気難しいところのあるロレンツォだが、向かいに越してきた若い夫婦と、二人の子どもたちと親しくなり、お互いの家を行き来し合う疑似家族のような関係になる。しかしその平穏な日々は思いがけない事件で、突然幕を閉じる。

主演の名優レナート・カルペンティエーリは、本作でイタリア版アカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞、イタリア・ゴールデングローブ賞、ナストロ・ダルジェント賞という国内主要映画賞で主演男優賞三冠。ジョバンナ・メッゾジョルノ、ミカエラ・ラマッツォッティという、現代イタリア映画界を代表する二人の女優も、各映画賞にノミネートされた。撮影は「グレートビューティ追憶のローマ」の名手ルカ・ビガッツィ、イタリアを代表するベストセラー作家ロレンツォ・マローネの「La tentazione di essere felci」(幸せであることの誘惑)が原作。

ナポリの隣人」は、2月9日から岩波ホールほか、全国順次公開。

(映画.com速報)

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