「ボストン ストロング」本編重要シーン映像公開!J・ギレンホールが義足のテロ被害者熱演

2018年5月9日 15:30


主人公の再起のきっかけとなるシーン
主人公の再起のきっかけとなるシーン

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホールが製作・主演を務め、ボストンマラソン爆弾テロ事件を題材にした映画「ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」の本編映像が、公開された。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件で、両足を失う被害を受けた実在の人物ジェフ・ボーマン氏の実話を映画化。テロ事件の犯人特定に一役買ったことで一躍脚光を浴びた平凡な青年ボーマン(ギレンホール)が、両足を失った痛みや周囲の期待とのギャップに苦悩しながらも、新たな一歩を踏み出していくさまを描く。

このほど公開されたのは、度重なる“事件”で精神的にどん底に陥っていたボーマンが、再び奮起するきっかけを得る重要シーンだ。事件のトラウマに悩まされ、当時応急処置を施してくれた“命の恩人”であるカルロス(カルロス・サンズ)との再会をずっと拒んでいたボーマンだったが、ついに重い腰を上げ、カルロスの元へと向かう。

自身の子どもを亡くしたカルロスは、「あの日はゴールにいて、息子たちを思い国旗を配っていた」と振り返り、テロを目撃した際には「体は逃げたかった。でも“今こそ生き方を変えよう”と思った」と、危険をかえりみず現場へ向かい、ボーマンを助けた理由を明かす。さらに、「君を救うことで息子を救っているような気持ちになれた。深く感謝している。君も私を救ってくれたんだ」と涙をこらえながらボーマンに語りかける。命の恩人から逆に感謝されたボーマンは、驚きの表情を見せながらも、やがて自身の存在意義を見いだしていく。本シーンはクライマックスにつながる重要な局面を切り取っており、「バックドラフト」のサンズと「ノクターナル・アニマルズ」のギレンホールが、見る者の心に染み入るような妙演を披露している。

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた」は、5月11日から全国公開。

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