ももクロ・百田夏菜子「ブラックパンサー」で海外プレミアデビュー!
2018年2月6日 15:00
[映画.com ニュース] マーベルヒーロー、ブラックパンサーの単独映画「ブラックパンサー」でハリウッド映画の吹き替え声優に初挑戦したアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子が2月5日(現地時間)、韓国・ソウルで行われた本作のプレミアイベントに参加した。イベントには、主人公ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマン、ティ・チャラを支える元恋人でスパイのナキア役のルピタ・ニョンゴ、謎めいた敵・キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダン、ライアン・クーグラー監督が登場し、百田と対面を果たした。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)の持つシールドと同じ材質からなる漆黒のスーツを身にまとって戦う謎めいたヒーロー、ブラックパンサー。その正体は超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラで、亡き父に代わり王国を統治し、王国が抱える“秘密”を守るヒーローとしても活躍する姿が描かれる。「ロッキー」シリーズの新たな物語「クリード チャンプを継ぐ男」を手がけたクーグラー監督がメガホンをとった。
百田が日本語吹き替え版で演じるのは、ティ・チャラの妹で、天才科学者のシュリ(レティーシャ・ライト)。ブラックパンサーのスーツや、劇中に登場するさまざまなガジェットの開発者という重要な役どころだ。ビンテージの白のプリーツフリルドレスで登場した百田は、ボーズマンに「ハイ! ブラザー!」と挨拶。「日本の妹よ! 会えてすごくうれしいよ!」と笑顔で温かく迎え入れられた。
ニョンゴに対しても「私が日本のシュリです!」と声をかけ、「最高にクールね!」と笑顔を向けられたほか、クーグラー監督からは「シュリのイメージにぴったりだ! 君が演じたバージョンを見るのが楽しみだよ」とお墨付きを与えられた。自身初となる海外プレミアを乗り切った百田は、「すごく緊張しましたが、とても楽しかったです!」と興奮した様子で感想を述べた。
キャスト・監督陣はそれぞれ、日本に向けてメッセージを寄せ、「いつか日本に行って、皆さんに直接お目にかかれるのを楽しみにしています! ありがとう! 映画楽しんでね!」(ボーズマン)、「ハロー、ジャパン! この映画をやっと皆さんに届けることができて、すごくワクワクしているわ! 近い将来日本に行って、ぜひ皆さんに会いたいと思っています」(ニョンゴ)、「いつも応援してくれてありがとう! あらゆる観客に気に入ってもらえる作品になったと思うよ。大事なメッセージがたくさん詰まっているけど、純粋に映画を楽しんでくれればうれしい」(クーグラー監督)と語った。
「ブラックパンサー」は、3月1日から全国公開。