「スパイダーマン」スピンオフ映画「ベノム」にリズ・アーメッド

写真：AP/アフロ

［映画.com ニュース］　「スパイダーマン」シリーズ初のスピンオフ映画「ベノム（原題）」で、「ローグ・ワン　スター・ウォーズ・ストーリー」で脚光を浴びた英俳優リズ・アーメッドが出演交渉を行っていることがわかった。

ベノムは、異星の寄生生物がスパイダーマンの能力をコピーして人間に取りついた悪役キャラクターで、映画では2007年の「スパイダーマン3」に登場した。「ゾンビランド」のルーベン・フライシャー監督がメガホンをとるスピンオフ映画では、「マッドマックス　怒りのデス・ロード」のトム・ハーディが、初代ベノムとなるジャーナリストのエディ・ブロック役を演じる。

米ハリウッド・レポーターによれば、アーメッドが演じるキャラクターは不明だが、関係者の話では以前スタジオがキャスティングしようとしていた悪役カーネイジではないという。

製作を手がける米ソニー・ピクチャーズは、今回の「ベノム」を皮切りにスパイダーマン・ユニバースの拡大を計画している。本作のほか、シルバー・セーブルとブラック・キャットの女性コンビを描く「シルバー＆ブラック（原題）」にジーナ・プリンス＝バイスウッド監督を起用し企画開発を進めている。

スパイダーマン最新作「スパイダーマン　ホームカミング」は現在公開中。