M・コティヤールが運命の恋に身をこがす「愛を綴る女」予告編&本ビジュアル入手

2017年8月4日 07:00


南仏プロバンスを舞台にした愛の物語
南仏プロバンスを舞台にした愛の物語

[映画.com ニュース] マリオン・コティヤール主演で、ミレーネ・アグスのベストセラー小説を実写化した「愛を綴る女」の本ビジュアルと場面写真、予告編を映画.comが入手した。ラベンダーが色鮮やかに咲く南仏プロバンスの美しい風景、許されざる恋に身をこがすヒロインを演じたコティヤールの情熱的で妖艶な演技を堪能することができる。

第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、「フランス映画祭2017」(第25回)でも上映された本作は、女優としても活躍するニコール・ガルシア監督によるラブストーリー。南仏の小さな村に暮らすガブリエル(コティヤール)は、地元の教師との恋に破れ、両親の決めた正直者で情の深いスペイン人労働者ジョゼ(アレックス・ブレンデミュール)と不本意ながら結婚。やがて、腎臓結石が原因で流産を経験したガブリエルは、温泉治療に訪れた療養所で負傷した帰還兵アンドレ・ソヴァージュ(ルイ・ガレル)と運命的な出会いを果たす。

公開された本ビジュアルは、一直線の道の両脇に咲き誇るラベンダー、南仏の美しい夕景のほか、ガブリエルら主要登場人物を写した劇中カットを使用。哀愁漂う姿で遠方をじっと眺めるガブリエルの表情に加え、「君に生きて欲しくて――」という意味深なキャッチコピーが目を引く仕上がりになっている。

予告編は、ガブリエルの「神様。愛を与えて」という声とともにスタート。療養所で治療を始めたガブリエルは、ソヴァージュと愛を育むが、無情にも時は流れ、退院の時期が迫ってしまう。2人は手紙での交流を選択するが、なぜかソヴァージュからの返事が戻ってこないという事態に。やがてチャイコフスキー作曲「四季」を構成する「舟歌」のメロディが響き「17年の歳月の果てに知る、真実の愛とは――」という衝撃的な展開を予感させるテロップが流れる。

愛を綴る女」は、10月7日から東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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