伊藤英明が舞台挨拶欠席、藤原竜也&仲村トオルらバッサリ「さぼった罪は一番大きい」
2017年6月10日 12:54
[映画.com ニュース] 俳優の藤原竜也の主演映画「22年目の告白 私が殺人犯です」が6月10日、全国329スクリーンで公開。藤原は共演の仲村トオル、野村周平らとともに東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。
藤原は、時効成立後に連続殺人の告白本を出し時代のちょう児となる役どころ。その事件を追う刑事役の伊藤英明がスケジュールの都合で欠席したため、ビデオでメッセージを寄せたが「申し訳ありません」「すいません」を連呼し、「竜也が盛り上げてくれるはず」と託す、いたってシンプルな内容だったため、藤原は「こんなに短く…」と苦笑しきりだ。
野村は後輩にもかかわらず、「素晴らしい謝罪会見でした。ビックリするくらい中身がなかった。昨日、寝てねえんじゃねえかってくらいの勢いだった」と公開ダメ出し。仲村も、「間違いなく、プロモーションをさぼった罪は一番大きい」と糾弾し、会場の笑いを誘った。
映画はネタバレになる内容が多いミステリーのため、藤原は「余計なことを言わないようにクギを刺されていますが、今日からがスタートですので、映画が独り歩きして、多くの人に見てもらえれば」と慎重に言葉を選びながらアピール。だが、仲村は「真犯人は、昔、海の猿だった伊藤英明です」と、ここでも伊藤をイジりながら思わせぶりな発言をした。
それでも藤原は、仲村の首を絞めるシーンがあることを明かし「僕は(仲村出演の)ビー・バップ(・ハイスクール)、あぶデカ世代なので心苦しかったけれど、トオルさんは優しいから早朝から深夜まで首を絞めていた。そんな撮影でした」と漏らし、スタッフからストップがかかる一幕も。仲村も、「自分のルールとして、ちょっと休憩させてと1度も言ったことがなかったけれど、首を絞められているともうちょっと力を抜いてくれねえかなと言おうか迷ったことはあった。結果、言いませんでしたが」とジョーク交じりに、藤原の熱演を称えていた。