健太郎「バッドボーイズ」佐田正樹原作「デメキン」で映画初主演!
2017年5月9日 15:00

[映画.com ニュース] 「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」や「先生!」(10月28日公開)といった話題作への出演が相次ぐ若手俳優・健太郎が、お笑いコンビ「バッドボーイズ」の佐田正樹の不良時代を描く映画「デメキン」に主演していることがわかった。長編映画初主演となった健太郎は「とにかく作品や自分が演じる佐田正樹を誰にも負けないくらい愛した、『デメキン』以外のことは考えられない撮影期間でした」と全身全霊で役と向き合ったことを明かす。
「デメキン」は、2009年3月に佐田がつづった小説が発売され、10年3月から「ヤングチャンピオン」で連載が始まった漫画版のコミックが累計発行部数170万部を突破した人気作。幼少期からギョロっとした二重まぶただったために“デメキン”と呼ばれ、周囲からいじめられていた佐田正樹が、福岡最大勢力の暴走族を率いる総長へと登りつめるさまを描く。「アルカナ」「猫侍」を手がけた俊英・山口義高監督がメガホンをとり、「14の夜」で健太郎とタッグを組んだ足立紳が脚本を担当している。
数々の武勇伝を持つ佐田を演じた健太郎は「本人しか分からない感情があると思うので、当時の事や、その時どんな気持ちだったかなど、佐田さんがいらっしゃるときにはたくさんお話を聞かせていただきました」と語り、役づくりに余念がない。“佐田正樹”を演じるうえで「“楽しむ”こと」を意識したといい、「佐田さんが当時感じていた楽しさを体験することができました」と告白。「かけがえのないスタッフ、キャストのみんなと出会えたことも大きく、大切で、大好きな作品です! 関わったすべての人のパワーと愛が詰まった作品を、ぜひ、多くの方に見ていただきたいです!」と自信をのぞかせている。
山口監督は「佐田正樹が生きた炎のような青春、それが時代を越えて受け継がれ、健太郎は風を焦がし狂気的なまでに輝いた」と魂を込めて役に扮した健太郎の熱演を絶賛。「彼を筆頭に最高のキャストたちが、心臓をむき出しにして演じ合い、火花を散らし、そして映画『デメキン』となった」と話し、本作が「これは明日、拳を握って立ち向かっていく皆さんの映画です」と説明している。
撮影現場を訪れた際は「10代の頃の自分に戻れました」という原作者の佐田。「役者のみなさんがあの頃の僕の青春を本気で演じてくれました。自然と涙がこぼれるシーンもありました。10代の友情、今も続く友情。本気でぶつかりあったから今がある。バカで不器用な熱い男達の物語。是非劇場でご覧ください」とコメントを寄せている。
「デメキン」は、今冬に全国順次公開。
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