木村拓哉主演「無限の住人」に福士蒼汰、戸田恵梨香、市川海老蔵ら豪華キャスト参戦！

［映画.com ニュース］　木村拓哉主演、三池崇史監督のメガホンで沙村広明氏の人気漫画を映画化する「無限の住人」に、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵、山崎努、田中泯、北村一輝、栗山千明、満島真之介という豪華な面々が出演していることがわかった。

圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により、時代劇の枠を超えて話題を呼んだ同名漫画を、強力タッグで映画化。不老不死の肉体をもつ隻眼の剣士・万次（木村）が、剣客集団「逸刀流（いっとうりゅう）」に両親を殺された凜（杉咲花）に仇討ちを依頼され、用心棒として復しゅうの戦いに身を投じる姿を描く。

福士は勝つことのみを追求する逸刀流の2代目統主・天津影久を演じ、悪役に初挑戦。刀を使った本格アクションも初となったが、運動神経と筋の良さは指導した殺陣師たちをうならせた。木村との対決シーンは大きな見どころとなるだけに、「挑戦しながらたくさんの勉強ができる現場でした。木村さんとは初めて共演させて頂きましたが、全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました」と充実の面持ち。三池監督も「今までと違う一面を自分の内面から出してきた。大変なプレッシャーすらも自分に取り込んでしまう彼の性格がうまく作用した」と太鼓判を押した。

戸田は、天津が信頼を寄せる女剣士・乙橘槇絵に扮し、アクション映画に初出演。木村との共演は2005年のドラマ「エンジン」以来となり、「約10年ぶりでしたが、久しぶりに再会して『恵梨香、何歳になったの？』と聞かれて。『27です』って言ったらすごく驚かれていました」と明かした。

打倒・天津のために万次に共闘を提案する尸良（しら）役の市原は、自身の役どころを「間違いなくこれまで演じたことのない最恐の役でした」と説明。万次を窮地に追い込む逸刀流の刺客・閑馬永空役の海老蔵は、「木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、久しぶりの映画の現場でとても刺激的でした」と振り返っている。

そのほか、山崎が伊羽研水、田中が吐鉤群、北村が黒衣鯖人、栗山が百琳、満島が凶戴斗を演じる。原作者の沙村氏は、このキャスティングに「木村拓哉さんはもちろんですが、お会いしたキャストの皆様が、原作のイメージよりも美男美女の方がそろっており、本当にいい俳優の方々に演じてもらったなと感謝の念がすごくあります」と絶賛コメントを寄せた。

なお公式HP（http://wwws.warnerbros.co.jp/mugen/）では、万次のビジュアルが初披露されている。「無限の住人」は、2017年4月29日から全国公開。