【全米映画ランキング】「スーサイド・スクワッド」が8月最高のOP興収で大ヒットスタート
2016年8月9日 17:30
[映画.com ニュース]2本の新作がランクインした先週末は、今夏最大の話題作のひとつ「スーサイド・スクワッド」が公開され、8月の最高記録となる約1億3300万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。
同作は、政府の秘密機関に集められ、減刑と引き替えに命がけのミッションを強制されたDCコミックスのヴィラン(敵役)たちの戦いを描いたアクション大作。囚人を集めて危険な任務を遂行させるという内容はロバート・アルドリッチ監督による戦争映画の名作「特攻大作戦」を彷彿させ、今作にも大きな期待が寄せられていたが、批評家からは厳しいレビューが多く集まった。にもかかわらず、観客の注目度は高く、8月の歴代最高となるOP興収を記録する大ヒットスタートとなった。出演はウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ビオラ・デイビス、ジェイ・コートニー、ジョエル・キナマン、アダム・ビーチ、カーラ・デルビーニュ。メガホンをとったのは「フューリー」「エンド・オブ・ウォッチ」のデビッド・エアー。
2位は前週首位の「ジェイソン・ボーン」。2週目は約2200万ドルの興収で累計は約1億300万ドルに。グロスは1億5000万ドルあたりになりそう。
そして先週公開のもうひとつの新作「Nine Lives」は約620万ドルで6位デビュー。家庭をかえりみず、仕事一筋だった富豪が猫に姿を変えられて自分の人生を見つめ直す姿を描いたコメディ。主演の富豪にケビン・スペイシーのほか、ジェニファー・ガーナー、クリストファー・ウォーケンらが出演。監督は「ゲット・ショーティ」「MIB」シリーズのバリー・ソネンフェルド。
今週は、ディズニーのアドベンチャー映画「Pete's Dragon」(ブライス・ダラス・ハワード&ロバート・レッドフォード主演)に、メリル・ストリープ&ヒュー・グラント主演の「Florence Foster Jenkins」などが公開となる。