伊藤英明、山Pへの大声援に嫉妬「やきもち焼くわ！」

［映画.com ニュース］作・貴家悠氏、画・橘賢一氏による人気コミックを実写映画化した「テラフォーマーズ」が4月29日、全国327スクリーンで公開初日を迎え、主演の伊藤英明をはじめ共演の武井咲、小栗旬、山下智久、山田孝之、ケイン・コスギ、滝藤賢一、メガホンをとった三池崇史監督が東京・丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶に出席した。この日の模様は全国123館で生中継され、登壇者が電話を通じて中継先の劇場の観客とトークを楽しんだ。

キャスト陣が登場すると会場は大歓声に包まれ、山下への黄色い声援が飛び交った。火星で進化を遂げ、人間の脅威となった昆虫と戦う今作にちなみ、自身にとっての脅威的なものを聞かれた伊藤は、「山Pの人気じゃないですか？　ちょっと嫉妬しています（笑）」と冗談交じりに回答。北海道・ユナイテッドシネマ札幌の観客が「山P大好き！」と悲鳴を上げると、「やきもち焼くわ！」と嫉妬心をむき出しにして会場の笑いを誘っていた。

さらに、埼玉・イオンシネマ浦和美園の観客と話した山田が「山Dです。Pじゃなくてすみません」とおどけて見せるなど、キャスト陣は“山Pいじり”を開始。伊藤は「（特殊メイクが）1番似合っていたのは山P。その代わり、下半身は（特殊効果のための）ブルーのタイツを履いていた。可愛かったです」と持ち上げ、山下を恐縮させていた。

また、武井は劇中のテラフォーマーの姿を「気持ち悪いです」と一蹴。これに伊藤が「テラフォーマーはモーションキャプチャーを付けていてフルCG。三池監督が全部動きをやっているので、監督気持ち悪いっていうこと（笑）」と三池監督をチラリ。爆笑する武井に代わり、「かわいいですよね、テラフォーマー」とフォローしていた。

「テラフォーマーズ」は、原作1巻で描かれる「バグス2号編」を映像化。移住計画のため火星に送り込まれた15人の日本人が、異常進化した人型の昆虫“テラフォーマー”と壮絶な戦いを繰り広げるさまを描く。