ニコラス・ホルト主演のサリンジャー映画、ホイット・バーネット役にケビン・スペイシー
2016年1月27日 19:30
[映画.com ニュース] 「ライ麦畑でつかまえて」で知られる米作家J・D・サリンジャーの伝記映画「Rebel In The Rye(原題)」に、ケビン・スペイシーが出演すると米Deadlineが報じた。
同作は、「ウォーム・ボディーズ」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の人気俳優ニコラス・ホルトが、サリンジャー役で主演。ケネス・スラウェンスキー著の評伝「JD Salinger: A Life」(邦訳は晶文社刊「サリンジャー 生涯91年の真実」)をもとに、「ライ麦畑でつかまえて」の創作背景と、40代半ばで文壇から姿を消したサリンジャーの謎に包まれた人生を描く。スペイシーは、サリンジャーに多大な影響を与え才能を開花させた、コロンビア大学の教授で文芸誌ストーリーの編集者ホイット・バーネット役を演じる。
「大統領の執事の涙」「ハンガー・ゲーム FINAL」完結編2部作の脚本家で俳優のダニー・ストロングが自身の資金で原作の映画化権を購入しており、自ら脚色するほか、長編初メガホンをとる。アカデミー賞5部門受賞「アメリカン・ビューティー 」(スペイシー主演)のプロデューサー、ブルース・コーエンが製作を手がける。
スペイシーは、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のシーズン4が、ネットフリックスで3月4日からスタート。また、リチャード・ニクソン役を演じる新作「エルビス&ニクソン(原題)」(マイケル・シャノンと共演)が、4月15日から全米公開される。